内容説明
病める家族は病める人をつくり、病める人は病める家族をつくる。いま、なんの問題もない家族なんてない!人が何かしら抱えている心の闇と「家族の病理」を正しく認識すれば、健全な夫婦、親子関係を築くことが可能になる。この一冊で、崩壊しつつある家族内人間関係の修復を図り、家族全員が幸せになれる。
目次
第1章 「家族の病」とは何か(交錯した家族模様;「人格の形成」は遺伝と環境)
第2章 「家族愛」にひずみが起きている(「理想的な家庭」;「絵」に現れる心理;「夫婦」はもともと赤の他人;父親のあり方)
第3章 頑なな秩序が「家族」を滅ぼす(「生命のリズムの障害」;病める子どもたち;欲求不満が大きな原因)
第4章 「家族」全員が幸せになるために(「アルコール」に頼る心理;「自分を殺す行為」;人間の宿命)