すぐそばの工芸

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すぐそばの工芸

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  • サイズ A5判/ページ数 161p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784062210317
  • NDC分類 750.4
  • Cコード C0072

出版社内容情報

木工作家の三谷龍二が、生活工芸を9つのキーワードで論考、時には他の作家たちに取材し、生活工芸の輪郭を浮き彫りにする一冊。著者はみずから手を動かし、創作活動を行なっている木工作家。作り手としての経験に裏打ちされた文章で、生活工芸――私たちの暮らしによりそう器について考えています。生活工芸の持つ性質や特徴を9つのキーワードで論考、ときには他の作家たちに取材・対談し、生活工芸の輪郭が浮き彫りにする一冊。現在のうつわブームの底に流れる作家たちの想いをすくいとります。


親密なるもの
素材感覚
弱さ
へなちょこ工芸
誰かの暮らしに繋がっている
自然の声 対談ハタノワタル×三谷龍二
幾何学のイコン
写し 対談山本亮平×三谷龍二
作品、その背景 対談内田鋼一×三谷龍二


三谷 龍二[ミタニ リュウジ]
著・文・その他

内容説明

まだ流動的な「生活工芸」の輪郭を、実作の現場から探る。

目次

1 親密なるもの
2 素材感覚
3 弱さ
4 へなちょこ工芸―対談 冨永淳×三谷龍二
5 誰かの暮らしに繋がっている
6 自然の声―対談 ハタノワタル×三谷龍二
7 幾何学のイコン
8 写し―対談 山本亮平×三谷龍二
9 作品、その背景―対談 内田鋼一×三谷龍二
結びにかえて―外から見た日本の工芸 謝小曼×三谷龍二

著者等紹介

三谷龍二[ミタニリュウジ]
1952年福井市生まれ。1981年松本市に工房PERSONA STUDIOを設立。陶磁器のような普段使いの木の器を作り、それまで家具中心だった木工に、新たな分野を開く。また、漆では赤と黒の伝統色に「白漆」を加え、現代の暮らしに合う漆器の世界を作る。1985年より「クラフトフェアまつもと」「工芸の五月」(松本市)発足より運営に参加。2011年松本市内にギャラリー10cmを開店。店の建つ通りで「六九クラフトストリート」を企画するなど、「工芸と暮らしを結ぶ」活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

野のこ

50
山法師、エゴノキ、沙羅、はかなく美しい日本庭園にかこまれた生活。こうしてたくさんの自然の恵みをうけて素敵な作品が生まれてるんだなぁ、って思った。工芸作品を見るときに私は普通と違う部分を探そうとしてたのに気づいてはっとしました。「普通」には奥行きや幅の広さがあるのかぁ。毎日の生活に寄り添う工芸の親密性=すぐそばの工芸。ふむふむ「思い出を封じこめた写真アルバムのように」が印象に残りました。手に触れる感触、ー素材。対談からは他の作家さんにも興味を持ちました。ハタノさんの「嘘をつかない感触」にドキッとしました。 2018/07/06

ようこ

1
これはサラッとは読めない。少し読み進めて、本を閉じて、記憶や想像をめぐらして、いつまでも浸れる本。人生のバイブルになる予感。ピアノと通じるところがたくさんあります。2022/07/17

doji

1
仰ぎ見るものではなく、生活の中での工芸について考える中で、より質感や身体性といった抽象化が起こり、それがいつしかアートにもつながっていく。工芸とアートの関係を語るときに、権威としての美術をどう解体するか、ということが語られていると思うけれど、ボトムアップからあらためて工芸を生活の視点で捉える率直な三谷さんの視点がとてもよかった。他の工芸家との対談も違いで共鳴がおもしろい。2022/02/19

kuu

1
生活工芸について知りたくて読んだ本。何度も読み返したい。2018/06/29

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