出版社内容情報
歴史小説の主人公達は日本人の自画像でもある。織田信長、宮本武蔵、坂本龍馬など。直木賞作家初の史談エッセイ。毎日新聞連載書籍化武将、剣豪、志士、女傑――歴史小説は幾多の日本人像を描いてきた。作家がつくる主人公たちは、我々日本人の自画像ともいえよう。源義経から織田信長、坂本龍馬まで、誰もが知る歴史人物を通して、浪漫あふれる「この国のかたち」を見つめ直す。
毎日新聞連載「ニッポンの肖像」が待望の書籍化。直木賞作家・葉室麟、初の史談エッセイ!
はじめに
第一部
第一章 黒田官兵衛
第二章 宮本武蔵
第三章 坂本竜馬
第四章 織田信長 豊臣秀吉 徳川家康
第五章 女帝の世紀
第六章 新選組
第七章 西郷隆盛
第八章 源平争乱
第九章 北条政子
第十章 天皇と近代
第十一章 真田幸村(信繁)
第十二章 千利休
第十三章 忠臣蔵
第二部
第一章 大坂の陣四百年
第二章 朝鮮出兵の時代
第三章 対外交流からみた中世
第四章 国家と宗教
第五章 柳川藩 立花家
第六章 日本人と憲法
日本人とは何か──あとがきにかえて──
葉室 麟[ハムロ リン]
著・文・その他
矢部 明洋[ヤベ アキヒロ]
著・文・その他
内容説明
歴史時代小説の最前線をゆく直木賞作家が、浪漫あふれる「この国のかたち」を見つめ直す!なぜ英雄に感動するのか。庶民のヒーロー、本物のリーダーの条件は?そして、天皇とは―
目次
第1部(黒田官兵衛;宮本武蔵;坂本竜馬;織田信長 豊臣秀吉 徳川家康;女帝の世紀 ほか)
第2部(大坂の陣四百年;朝鮮出兵の時代;対外交流からみた中世;国家と宗教;柳川藩立花家 ほか)
著者等紹介
葉室麟[ハムロリン]
1951年福岡県北九州市小倉生まれ。西南学院大学卒業。地方紙記者などを経て、2005年「乾山晩愁」で第29回歴史文学賞を受賞し、作家デビュー。2007年『銀漢の賦』で第14回松本清張賞、2012年『蜩ノ記』で第146回直木賞を受賞
矢部明洋[ヤベアキヒロ]
1963年京都市出身。同志社大学経済学部卒業。1987年に毎日新聞社入社。静岡支局、福岡総局、山口支局を経て、現在は西部本社学芸課長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Aya Murakami
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ちばと~る
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