SYNCHRONOUS BOOKS<br> 平安貴族列伝

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SYNCHRONOUS BOOKS
平安貴族列伝

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784847074462
  • NDC分類 281
  • Cコード C0021

出版社内容情報

藤原道長が誕生し栄華を極めるまで、古代の名族はどう栄え、滅んでいったのか?
正史に残された知られざる平安貴族の人生

日本の正史である六国史に載せられた個人の伝記「薨卒伝(こうそつでん)」。
本書では藤原氏などの有名貴族からあまり知られていない人物まで、興味深い人物に関する薨卒伝を取り上げ、平安京に生きた面白い人々の実像に迫る。

出世より仙人に憧れた風変わりな藤原氏の官人、菅原道真より優秀だった祖父の功罪、天皇に寵愛されながらも政争に翻弄された内親王、そして後世の伝説に繋がる空海の知られざる最期など、出世だけではない官人たちの豊かな感性とともに、千年の時を経ても変わらない人間の本質を描き出す。

「光る君へ」時代考証を担当する著者の新刊。原文はすべて現代語訳を掲げ、詳細な系図も掲載。


発行:JBpress
発売:ワニブックス

内容説明

藤原道長が栄華を極めるまで―。正史に残された知られざる平安貴族の人生。「出世」だけがすべてじゃない。個性豊かな官人たちの記録。

目次

第1章 『日本後紀』に見える薨卒伝(藤原継縄―平凡な名門貴族が右大臣に上り詰めた裏事情;善珠―朝廷の公式歴史書にまで書かれた宮中の噂の真相;羽栗翼―朝廷からも重宝された「帰国子女」の正体;行賀―優秀な遣唐僧が東大寺の僧に怒られた意外な理由;和家麻呂―天皇の外戚で大出世、人柄で愛された渡来系官人 ほか)
第2章 『続日本後紀』に見える薨卒伝(空海―後世の伝説へ繋がる六国史に書かれた空海の最期;甘南備高直―天皇から民衆にまで愛された皇親氏族;池田春野―長寿の官人が一度だけ脚光を浴びた理由;藤原常嗣―最後の遣唐使の大使を務めた官人の隠れた功績;藤原三守―ひとりの天皇に尽くした南家最後の大臣 ほか)

著者等紹介

倉本一宏[クラモトカズヒロ]
歴史学者。専門は日本古代政治史、古記録学。国際日本文化研究センター(日文研)・総合研究大学院大学(総研大)名誉教授。1958年、三重県津市生まれ。1983年、東京大学文学部国史学専修課程卒業。1989年、同大学院人文科学研究科国史学専門課程博士課程単位修得退学。1997年、博士(文学、東京大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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六点

96
なんだか倉本一宏先生の本ばかり読んでいるような気がしなくもない。『日本後紀』『続日本後紀』に記された貴族の薨去伝、即ち個人の評伝で興味深いものを取り上げたものである。相も変わらず官吏の履歴が続く誌面を読むことになる訳であるが、その辺りが人を選ぶかもしれない。しかしながら「酒を飲んだら泣上戸になる」朝廷軍指揮官とか、そういう記事に心を動かされる人にはオススメしたい一冊である。2024/05/23

花林糖

14
JBpressに掲載されたものを書籍化。六国史の中から『日本後紀』『続日本後紀』の薨卒伝から、藤原氏などの有名貴族から余り知られていない人物まで、興味深い人物を取り上げている。桓武天皇の平安遷都以降9世紀が多い。系図は勿論、祖父母や経歴、性格など詳しく書かれているので興味深く読了。面白かったです。当時では長身の約188㎝の甘南備(かんなび)高直。敏達天皇系の子孫。藤原氏の他、親王、紀氏、安倍氏、大伴氏の子孫の伴氏、空海、菅原道真の祖父、他。2024/09/19

ごいんきょ

13
平安時代の官職を理解していないと分かりづらいですね。 そういうのがよくわかる軽い本は無いかな。 2024/06/18

みのくま

8
かなりマニアックな本だが面白い。歴史教科書に載っていないような平安時代の貴族達を取り上げた本書は、歴史的な事件に関わっている時だけスポットライトが当てられる偉人伝とは異なり、彼らの俗人的な振る舞いや生活の息遣いまで感じる事ができる。特に平安初期の桓武期から嵯峨期の貴族達は平安遷都から薬子の変まで流動的な時代を生きており、歴史には残らないが立派な振る舞いをした貴族もいれば、失敗して没落した貴族もいた。酒が好きで泣き上古であったり、清廉すぎたり頭が良すぎて出世できなかったり、知られざる平安貴族社会を垣間見れた2024/11/24

遊未

5
面白い!お薦めの一冊です。 「日本後紀」「続日本後紀」の薨卒伝から内容は職名官位故人名から父母、祖父母名等を経て職歴、位階歴、仕事ぶり、実積、人となり等。空海以外に有名人いないかな?でも藤原始め有名一族名ばかり。親の七光りに実力、運不運、本当に思うに任せぬ一生であった人、長寿の人、突然短命に終わった人。今も昔もというところでしょうか。2024/08/16

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