瑠璃色

蝶々【著】

講談社（2012/10発売）

• サイズ B6判／ページ数 319p／高さ 19cm
• 商品コード 9784062180771
• NDC分類 913.6
• Cコード C0093

出版社内容情報

ジュエリーデザイナーるり子が出会う数々の宝石に秘められた宿命とは。恋愛の教祖・蝶々が描く、女性たちの悲しみ、そして確かな光。「本物の宝石には、女の運命を左右する、何らかの秘めたる力がある――」

真行寺るり子は新進気鋭のジュエリーデザイナー。彼女のもとには、さまざまな来歴を持つ美しい宝石が持ち込まれる。その持ち主であるクライアントたちとの出会いを通じて、彼女が目にするのは、女性たちの業の深さ、悲しさ、やるせなさ、そして、それを突き抜けたところに見えるかすかな光明だった――。
才能に溢れながらもどこか不器用な生き方しかできない一人の女性の、美への情熱、心の葛藤、そして波乱に満ちたドラマチックな恋の行方を、“新・恋愛の教祖”蝶々が描く。
女性誌「with」の好評連載に大幅加筆して、ついに刊行！

第1章　翡翠
第2章　ルビー
第3章　イエロー・トパーズ
第4章　パール
第5章　ラピスラズリ

第1章　翡翠
第2章　ルビー
第3章　イエロー・トパーズ
第4章　パール
第5章　ラピスラズリ


蝶々［チョウチョウ］
著・文・その他

内容説明

新進気鋭のジュエリーデザイナー・るり子と、彼女を取り巻く色とりどりの人間関係が織りなす、ドラマティックな超・恋愛小説。

著者等紹介

蝶々［チョウチョウ］
２００２年『銀座小悪魔日記』でデビュー。『小悪魔な女になる方法』が５０万部を超える大ヒットになり、小悪魔ブームを巻き起こす。女性誌を中心とした連載など作品も多数。恋や生き方に悩む女性たちのカリスマ的存在に（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[りさこ]

ピュアな恋愛に眩しさを覚える。それは学生恋愛のようにお互いばかりを見ているわけではなく、互いに仕事を持ち、責任と使命を持って取り組んでいるものがある上での恋愛。お互いの性格と生活、そして仕事を認め合っての愛情。真っ直ぐなそれらに羨ましさを感じる。そして最後に思うのです。こんなに優しくて包容力のある彼で良いな。無い物ねだりでいけませんね。

2016/10/10

[おはなしおばさん]

女子の夢物語っていう感じ

2015/02/08

[indigo]

ジュエリーデザイナーの女性を主人公としたラブストーリー。恋人と紆余曲折ありながらも最後はハッピーエンド。恋人の病気からの回復、壁を乗り越え絆が深まる二人、というのはちょっとありがちだし、ご都合主義かな、とも感じました。自分の好みの話ではありませんでしたが、割と読みやすかったです。

2014/04/30

[たけのっこ]

一気に読みました。思ったより小説としめとても面白かった！蝶々さんのエッセイやブログが好きで、ほとんど読んでいますが、最近のスピリチュアルや女子を応援、というテーマを小説というフィクションだからこそ伝わることってあるんだなぁと。有る意味真骨頂なのでは、と思いました。私はルビーの章がぐっときた。蝶々さんはどんな人にもそれぞれに、愛があるなぁと思いました。

2014/01/28

[えゆなは]

雑誌に連載されてたのが数年前ということで、その時流行ってた登場人物が病気になり・・・みたいな話だった。けど、感動したし、恋のライバルが現れた時は胸が苦しくなるほど感情移入出来た。 登場人物で狩野瑛という名前の人が出てきたのには芸人に名前が似ててうけた笑 読むと女性は元気になれる小説だと思う。

2012/11/12