出版社内容情報
88歳の著者が初めて明かす頭と体の老活法東大・京大で3年連続ベストセラーの著者が、今なお壮年のごとしと自認する秘訣とは何か。仕事、健康、家事、人間関係と、老いてこその才能を開かせる法則を公開
内容説明
八十八歳、なお、壮年のごとし―大ロングセラー『思考の整理学』の著者がはじめて明かす、頭と体の知的働かせ方。
目次
世のため人のため
一代限りの覚悟
浜までは…
小毒の妙
最中
夢中
集中
われを忘れる
旧友・新友
知らぬが仏〔ほか〕
著者等紹介
外山滋比古[トヤマシゲヒコ]
1923年、愛知県生まれ。文学博士、評論家。英文学のほか、言語論、修辞学を専攻。東京文理科大学英文科卒業。東京教育大学助教授、お茶の水女子大学教授。昭和女子大学教授を経て、お茶の水女子大学名誉教授。教職のかたわら、雑誌『英語青年』『英語文学世界』を編集(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パフちゃん@かのん変更
74
昨年読んだのを忘れていました。今回心に残ったのは古い友達ばかりでなく、新しい友達を作ること。職業が違う人の方がいい、頭のよすぎる人でない方がいい、月一回食事をしながらお喋りクラブ。個人名は出さず、人の話を否定せず、エールを送る。著者はそういうクラブを5つ?くらい作っているらしい。血圧は少しくらい高い方が元気でいい。著者は仕事をして充実している時に死ぬのが本望だとか。2015/11/26
ちゃとら
54
【図書館本】外山滋比古さんは『思考の整理学』からファンになり3冊目。本書の初めが、四国八十八か所、だったので興味を持ち手に取った。この本は八十八歳の誕生日に出版されたよう。散歩で足を鍛え、手も、口も鍛えなくてはいけない。お喋りに夢中になると誤嚥性肺炎になるかもしれない😱大動脈破裂も登場するがコロリは希望の様。テンポが良くユーモアがあり力強い。楽しいエッセイでした。2021/04/29
パフちゃん@かのん変更
51
88歳、高齢で本の執筆が出来るのは素晴らしいことですが、期待した内容とは違っていました。思い出話というか自慢話というか・・・。「そうか」と思ったのは運動は足で歩くだけでなく、手仕事も運動であり、喋るのも運動である・・・というくだり。2014/02/02
Megumi Ichikawa
10
「思考の整理学」を読んで好きになった作家。図書館本。 ピンピンコロリと誰でも逝きたいと思う。作者の言う通り! 散歩が体に良い。指の散歩も舌の散歩も。女性が元気なのは、家事でクルクルとよく働き、友人たちとよく喋り、笑うからだろう。そうすると、高い血圧も下がるというから、驚き。「いつ死んでもいい生き方」をしたいなぁ〜。2014/11/26
るう
6
人生折り返し地点を過ぎて、健康に老後を過ごす先輩の力の抜けた生き方が参考になる。昨今の元気であちこちに出掛けているお年寄りを見るにつけ、逞しさを感じる。2014/06/18