出版社内容情報
もう二度と見られない歌舞伎座の内外 2010年に取り壊される歌舞伎座の、舞台から楽屋までのすべてを、大判の写真で撮影。演じる人、裏方で支える人の姿とともにダイナミックに表現する完全保存版
篠山 紀信[シノヤマ キシン]
著・文・その他
坂東 玉三郎[バンドウ タマサブロウ]
著・文・その他
内容説明
生誕400年を超えた世界に誇る日本文化の華、歌舞伎。その殿堂、歌舞伎座の内深くまで分け入り、篠山紀信が8×10で余すところなく写し撮った画期的写真集。
著者等紹介
篠山紀信[シノヤマキシン]
1940年東京生まれ、写真家。72年に『女形・玉三郎』(講談社)を刊行、同名の展覧会により芸術選奨文部大臣新人賞を受賞。数多くの写真集を発表している
坂東玉三郎[バンドウタマサブロウ]
1950年東京生まれ、歌舞伎俳優。56年十四世守田勘弥の部屋子となる。翌年坂東喜の字を名乗り、『寺子屋』の小太郎で初舞台。64年、勘弥の養子となり、歌舞伎座で玉三郎を襲名。以後次々と大役を演じ、注目を集める。82年から三度のアメリカ公演をはじめ、世界中で歌舞伎俳優として、舞踊家として、映画監督として、演出家として幅広く活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
栗羊羹
13
いや~素晴らしい本に出会いました。 照明さん、大道具さん、衣装部屋、 床山さんの仕事風景…圧巻は坂東玉三郎の『壇浦兜軍記 阿古屋琴貴』の絢爛豪華な打掛!(重さもかなりあると、思われる…) 『仮名手本忠臣蔵』の女形9人の白装束。悲しいなかに、妖しさがありました。2021/08/07
はぴた(半分お休み中)
4
新しい歌舞伎座について聞かれると、役者さんたちは楽屋が素晴らしくなったとおっしゃる。この本は以前の歌舞伎座の、客からは見えない場所の写真がいっぱい。どの部屋の壁も年季が入っている。でもまるで生き物みたいに見える。外観を上から写した写真は、勿論後ろにタワーもなく空が広い。屋根に上がって睨みをきかせている新之助時代の海老蔵の写真に付いた玉三郎の説明文は「新之助さんが屋根に上ってくれました。歌舞伎座の怪人です」2013/10/10
takao
1
ふむ2022/01/12
sawa
0
☆☆☆☆ 歌舞伎座の裏側が見られて楽しい。歌舞伎座は本当に素敵な場所だった。新しい歌舞伎座もいい劇場になりますように。(図)2010/09/07
-
- 和書
- イルカ 文春文庫