内容説明
チェコのアーティスト、スカーラさんが案内するビザールな魅力満開のプラハ、お城に泊まってチャペックの庭でのんびりドブジーシュ、森の奥のかわいい温泉郷ルハチョヴィツェ…チェコにぞっこんの母娘ふたりが、好奇心のままに旅したチェコのリアルガイド。
目次
praha(プラハ;フランチシェク・スカーラさんのこと ほか)
dobr´is(ドブジーシュ;これがチェコのおふくろの味 ほか)
karlovy vary(カルロヴィ・ヴァリ;温泉飲みつつ川沿いの道を歩けば ほか)
zl´in(ズリーン;朝市でフレッシュ・フルーツとお花を買う ほか)
praha again(プラハagain;ミレルさんに聞いたはなし ほか)
著者等紹介
鈴木海花[スズキカイカ]
フリーランスのライター、エディター。紀行文、ルポルタージュ、ショートストーリーなどを雑誌に寄稿
中山珊瑚[ナカヤマサンゴ]
女性誌編集者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハミング♪♪@LIVE ON LIVE
41
自分の知らないチェコの町が取り上げられていて、行ってみたい場所が増えた!プラハはもちろんのこと、ドブジーシュやカルロヴィ・ヴァリも、とっても素敵だから、ぜひ実際に訪れてみたい☆ズリーンは、エレベーター社長室に興味がある♪(笑 ロココ調のお城ホテルに泊まって、フランス庭園を散歩したい♥温泉を回って、可愛い飲泉カップで飲泉を経験してみたい!展望台からの絶景を臨みたい☆自然を満喫し、おいしい料理やデザートをいただきたい♥チェコのアニメや絵本、アートを楽しみたい!蚤の市やボヘミア・デリで、掘り出し物を見つけたい☆2012/08/05
野のこ
19
母娘で本を作ったのは素敵。二人の日記みたいな文章で旅行気分。プラハを案内してくれたアーティストさんが、お外のテーブルの木目に挟まっていたメモを見つけて何かサインをして、またその溝にぎゅっと戻したのがお茶目でした。地方も気になるスポットが多かったです。森に抱かれた温泉郷に、お城のホテル。「ブランボラーク」はお好み焼きみたいで、できそうやし作ってみたいです。味の決め手はマジョラム!2017/06/14
ぺんぎん
19
なんかかわいらしいチェコの本。パンケーキもおいしそうだしレトロな缶も魅力的。本屋さんとカフェって言うのも良かった。のんびり歩きながらチェコを満喫したくなってしまった。2012/09/22
Nobuko Hashimoto
16
気分をチェコモードにする週間。パラパラ見ただけと思って再読したが、記録もつけていた。(^^; 前著よりも著者たちが母娘であることを前面に出し、テーマを絞った母娘取材旅行記という形がクリアになっている。行ったそのときの様子をそのまま伝え、前史や社会状況などには触れない、ちょっと人と違う旅がしたい女子・女性向け雑誌の特集記事のよう。それはそういうスタイルとしてありだとは思うが、貴重なインタビューなども載っているのだから、日付はきっちり入れておくべきだったのではないかなとか思ったりもする。2019/08/30
Nobuko Hashimoto
13
ともに編集者の母と娘の大人な旅。デザインは父という親子共作。写真やデザインがよく、読みやすい。よくある観光案内、かわいいもの紹介ではないのがいい。アーティストのアトリエ探訪やインタビュー、チェコの人気絵本、アニメ「もぐらくん」の作者へのインタビューもある。靴メーカーのバチャ社見学も面白い。宿もお城ホテルや修道院ホテルなど。一般家庭での食事の様子などもあり。今度はこんなこだわりの旅をしたいなと思わせる。ただし10年前の本なので値段はかなり上がっている。久しぶりに行ったプラハ、なんでもかんでも高くなっていた。2016/08/16