内容説明
130kgの覚醒剤、大麻2tの“密輸”…黒い拳銃捜査の果てに辣腕刑事だった元部下だけが、なぜ、逮捕されたのか。警察庁を頂点とした組織的な「裏金作り」の全容と、警察キャリアたちに抑圧される現場警官の苦悩に迫る!警察が隠蔽する史上最大のスキャンダル!ホイッスル・ブロワーが封印を解く。
目次
第1章 告発
第2章 稲葉事件の暗部―北海道警察が隠蔽したもの
第3章 稲葉の「告発」
第4章 裏金追及
第5章 裏金追及を阻む者たち
第6章 私の裏金実録
第7章 権力構造としての警察組織―キャリア天国、デカ地獄
第8章 いまだ「鉄のピラミッド」落城せず
寄稿(市民オンブズマンから見た警察の不正経理問題について;「紳士たれ!」―警察裏金事件と沈黙するメディア)
著者等紹介
原田宏二[ハラダコウジ]
1937年(昭和12年)生まれ。’57年、北海道警察に採用され、’58年4月から札幌中央署、岩見沢署などで勤務し、’75年に警察庁保安部防犯課に出向、山梨・熊本県警で捜査二課長を経て、’82年3月から道警に復帰、道警本部機動捜査隊長、同防犯部生活課長などを務め、’89年3月警視正に昇任、道警本部警務部警務課長、旭川中央署長、道警本部防犯部長などを歴任、’95年釧路方面本部長(警視長)で退職。’04年2月10日、札幌弁護士会館で、道警の裏金問題について「告白」記者会見をひらく。同年3月、道議会総務委員会で証言、8月には、全国市民オンブズマン連絡会議の全国大会に参加、その後も『明るい警察を実現する全国ネットワーク』を設立するなど、警察の健全化、透明化、民主化に向けて精力的に活動中
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sirokuma
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