内容説明
死んでゆく子供は、死んでゆく大人よりもずっと大切だったから…こんなにも愛は、魂を揺さぶるものなのか。心がざわめき、深い感動に包まれるかけがえのない五つの物語。
著者等紹介
蓮見圭一[ハスミケイイチ]
1959年10月1日秋田市生まれ。横浜市西区在住。立教大学卒業後、新聞社、出版社に勤務。2001年、デビュー作となる『水曜の朝、午前三時』(新潮社)は、各紙誌で絶賛され、現在にいたるまでベスト&ロングセラーに
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
葉月94
3
タイトルと装丁が気になり、初めて読んだ作家さん。表題作で、また、白血病の文字を見てしまった。なぜだろう。「忘れるな」と言いたいんだろうか(誰が)?忘れられるはずはないのに。2011/06/26
こゆういきか
1
短編集。蓮見先生らしい文章で、ぐっと引き込まれるのだが、やはり短さが物足りない。長編でじっくり読みたい欲にかられる。2025/03/24
ちゃちゃ
1
最後のそらいろのクレヨンの話が1番好きだった。 人が亡くなったとき残された人はどう思うか考えさせられる話だった。個人的にも、祖母が亡くなったので残された思い出を振り返った。他の話は詩的な表現が入り組んでて、読解力が足りずちょっとピンとこなかった…。2023/04/25
fubuki
1
図書館本。5編の短編集。「かなしい。」と「そらいろのクレヨン」はよかった。あとは気持ちが乗れませんでした。淡々とし過ぎているのね、きっと。2015/11/22
あるふぁ
1
うーん。なんか、読んだことがあるような気がしてならないんだけど、いつ読んだんだろう?と。 さらっとしてるけど、中味は結構、重い。2011/12/08