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内容説明
日本人、ジープン帰り、ヤクザ!麻薬、エイズ、人身売買!タイ在住20年の著者の長年の体当たり取材による驚くべき証言と多数の写真!「欲望の市場」の闇の実態を明らかにする。
目次
第1章 暴力団から年金老人まで
第2章 村をあげての売春ビジネス
第3章 国境なき売春ロード
第4章 少女たちが通る道
第5章 エイズが町を殺す
第6章 ジープンを真似た村
第7章 タイの悲劇と麻薬地帯
第8章 売春とヘロインと山岳民族
第9章 懲りない日本人の深刻度
著者等紹介
羽田令子[ハダレイコ]
1936年、静岡県に生まれる。静岡大学教育学部を卒業。1972~78年、および1987年から現在に至るまで、タイのバンコクに暮らす。この間、タイを題材とする数々のルポルタージュを日本の新聞・雑誌に連載、現場主義の体当たり取材が高い評価を得る。その一方で、タイの障害者への奉仕活動に力を注ぎ、1994年、タイ知的障害福祉財団(王室傘下)より福祉功労賞を受ける。タイ知的障害福祉財団顧問、セタバン・セーン・サワン福祉財団役員、タイ国サイアム・ソサエティ会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
n75
3
タイトルから、もっと日本人の買春している人たちのことが詳しく書かれているのかと思ったが、それよりも現地のそういう仕事に従事している人たちの暮らしぶりや国の情勢が詳しく書かれた本だった。日本と異なり現地ではセックスワーカーの女性が当たり前でむしろ恵まれ望んでいる人たちがほとんどで、まさに「従事している」という感じ。エイズや麻薬の問題も絡み難しいが、一概に被害者とは言い切れず、買春する側がいなければ生活が成り立たない現状を考えるとそれらを一掃することが果たして善か?と考えずにはいられない。2016/11/16
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