内容説明
愛と感動がいっぱい。野鳥の飼育観察物語。小学中級から。
目次
フクロウのひな、拾っちゃったんだけど…
フクロウって、何を食べるの?
名まえはピーヤ
ピーヤのようすがおかしい!
フクロウの特徴
家の中はピーヤのお城
森の中のフクロウ
えさの食べ方が変わってきたピーヤ
森に帰すために…
ピーヤのあし〔ほか〕
著者等紹介
黒川晶子[クロカワアキコ]
1963年、東京に生まれる。跡見学園女子大学文学部文化学科卒業。現在、テレビ番組・ビデオ・Webなどの制作会社に勤務
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鱒子
23
図書館本。児童書でイラストが豊富。サクッと読めます。著者夫婦が拾ったフクロウの雛を野生に返すまでの短い話です。いやー、フクロウのピーヤ、めっちゃかわいいです。ページをめくるたび、ピーヤのかわいさに悶絶。とりこになってしまいました。しかし、かなり世話が大変そうです。しかも野生に返す事が前提なので、そのための教育も必要です。私にはとても真似できない…。著者夫婦の愛とご苦労がしのばれる本です。2016/09/18
mari
20
とても良い本です。児童書なので内容がシンプルで、分かりやすく、イラストも豊富で30分で読めます。でもストーリは本当にいい!餌である、うずらの雛、マウス、ラットなどのを冷凍から人肌に温め、適当に切って与える。肉食だから当然なのだけれど、これだけでかなり「ひぃ~~」となる。インパクト大でした。無事、森に返されたフクロウのピーヤ、きっと新しい家族も増えていることでしょう^^そのうち育てのご夫婦にピーヤからお礼が届くかも^^2014/07/04
ひよこまめ
6
黒川夫妻がフクロウのピーヤを拾ってから自然に帰すまでのお話。フクロウに関する情報が少ない中で、試行錯誤を繰り返しながら愛情深く育てたことが伝わってきます。フクロウの習性や食べ物について説明されている他に可愛いイラスト付きでピーヤの観察日記が沢山詰め込まれているので、フクロウについて楽しみながら学ぶことが出来ました。2015/01/09
timeturner
3
タイトルを見たときは、うわあ、赤ちゃんフクロウ可愛いだろうなあ、私も拾いた~いなんて思ったけど、いやいや、こりゃ大変。生半可な覚悟じゃ飼えない。作者夫妻はえらい!と思った。2014/02/01
ビシャカナ
2
赤ちゃんフクロウのピーヤのために最善を尽くす著者たち夫婦に好感を抱く。文章も挿絵もこなす著者の表現力も素晴らしい。ピーヤの活き活きとした可愛らしい姿に癒される。そのぶん別れは切ない。2014/11/21
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