内容説明
中国共産党と宿命的に対峙しながら台湾に奇跡の繁栄と民主化をもたらした台湾人の総統!!総統夫妻の歴史を通して台湾人の悲哀と台湾の真実に迫る。
目次
戦いすんで日が暮れて
魔の二二八事件
戒厳令と白色テロ
危険なところが最も安全
あえて虎穴に入る
蒋経国の死と李登輝の決断
台湾人総統の深慮遠謀
対極の道を歩いた男
台湾人に生まれた悲哀
歴史に残る初の直接選挙〔ほか〕
著者等紹介
上坂冬子[カミサカフユコ]
1930年、東京都に生まれる。1959年、『職場の群像』で第一回中央公論社思想の科学新人賞を受賞したのを機に、ノンフィクション作家として執筆活動に専念する。1993年度菊池寛賞、正論大賞を受賞
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