• ポイントキャンペーン

100万人を破滅させた大銀行の犯罪

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 340p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062106955
  • NDC分類 338.21
  • Cコード C0095

内容説明

恐るべき銀行の悪行の数々とそれを許した大蔵省・裁判所。これはもはや国家の犯罪だ。

目次

第1章 罪なき金融被害者の「無間地獄」
第2章 リスクを顧客に押し付け「貸し逃げ」した銀行
第3章 バンクビジネスとしての保険販売
第4章 裁判所は、なぜ被害者を救済しないのか
第5章 大銀行の罪と罰
第6章 国民に背を向ける金融行政

著者等紹介

椎名麻紗枝[シイナマサエ]
1942年茨城県生まれ。1964年に中央大学法学部を卒業し、同年司法試験に合格。弁護士。日弁連被爆者援護法に関する調査研究委員会、東京HIV訴訟弁護団などに所属。銀行の提案・過剰融資によって苦境に追い込まれている個人の相談を受けたことから、大銀行がバブル期に繰り広げた恐るべき犯罪的行為の実態を知り、以後一貫して被害者の救済・弁護に奔走している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

125
まあここに書かれていることは事実が多いとは思います。最近はマスコミもあまり取り上げなくなってきています。広告料収入などの関係からでしょう。ただ金融庁は昔ほど金融機関の見方ではなくなってきています。やはり国民の目線で見つつあることが最近は多いと感じます。直接金融庁に直訴してもかなり対応してくれます。2016/04/10

akane

2
エコノミストの吉本佳生氏や『ハゲタカ』 の真山仁氏が参考文献として挙げた本と後で知って驚いたが、確かに読み応えがあった。銀行、特にメガバンクのイメージがこの本で徹底的に変わってしまった。「融資一体型変額保険」 「大型フリーローン」 という言葉が何回も出てきて、かなり複雑な銀行の悪質な手口もいい加減頭に刷り込まれる。ローンを組むならサラ金よりも銀行なのは常識だが、ここまでひどいと両者が同レベルに思えてくる。若いうちに、経済のことをしっかり学んでおかないと、これは危ない。著者が後半に掲載した手紙は胸を打つ。2015/12/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2623179
  • ご注意事項

最近チェックした商品