日本史の快楽―中世に遊び現代を眺める

日本史の快楽―中世に遊び現代を眺める

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062082006
  • NDC分類 210.04
  • Cコード C0095

内容説明

中世から現代まで―歴史を学ぶ楽しさ満載。中世史研究の第一人者が贈る珠玉の歴史エッセイ70編。

目次

1 中世に遊ぶ(羅城門が語る平安京の繁栄と荒廃;道真讃美とその背景;将門・組友の動乱に揺れた年末・年始の朝廷;公務と家庭を両立させた平安時代の官僚 ほか)
2 現代を眺める(「太平記神話」の背後にある価値観;建武新政の評価と教科書;明治時代に登場した「抹殺博士」;北畠顕家の墓が二つある ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

FK

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2004.8.16読了。学者がその専門的な知識の一端を週刊誌に連載したもの。47 「武士=ヤクザ」説は正しいか/「私も武士を組織暴力団だと考えている。社会の中で、私的な従者(子分)を多数かかえ、武力(暴力)を行使する集団は暴力団と言わざるを得ないが、武士団はこの条件に当てはまる。ただ国家がこの種の暴力集団を手厚く処遇し、時にはその首脳に征夷大将軍などの官職を与えて軍事貴族に取り立て、またそれらの集団がイデオロギーを操作して、自己を巧みに扮飾したため、とても暴力団には見えないだけなのである。

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