内容説明
江戸下町の人情の綾を描く。江戸・深川中島町、俗にいう澪通り。過去を秘めた心やさしい木戸番夫婦の胸を熱くさせる愛し、涙し、許しあう男と女たち。江戸下町のけなげに生きる人びとを描いた連作短篇小説集。
目次
深川澪通り木戸番小屋
両国橋から
坂道の冬
深川しぐれ
ともだち
名人かたぎ
梅雨の晴れ間
わすれもの
感想・レビュー
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星落秋風五丈原
13
1995年12月講談社より刊行されたものの文庫化。江戸・深川澪通りの木戸番小屋に住まう夫婦、笑兵衛とお捨。そこには人々の悲しみ、憂いを癒してくれる灯がある。短編集。兄貴分杵二郎が獄につながれたため恋人おひでを世話してきた嘉六は今では所帯を持っていた。しかし杵二郎が赦免で戻ってくることになり、二人の間はぎくしゃくし始める…表題作他腹を空かせて澪通りを訪れた惣八は人のいい善蔵にいらいらし始める「うまい酒」2004/11/24
mimi02
0
☆42020/01/21
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- 和書
- ザ・スパイ 角川文庫
