角川文庫<br> ザ・スパイ

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角川文庫
ザ・スパイ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 208p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041058602
  • NDC分類 969.3
  • Cコード C0197

出版社内容情報

最大の罪は自由で自立した女だったということ――。パウロ待望の最新作!「わたしの最大の罪は、男たちが動かしている世界にあって自由で自立した女だったということ」――。
 1917年10月15日、パリ。第一次大戦下のフランスで、謎に包まれた一人の女性、マタ・ハリが、二重スパイの罪で銃殺刑となった。彼女は本当にスパイだったのか。
 世界的ベストセラー作家が、多くの史料にあたりながら、その美貌と妖艶な踊りで多くの男たちを虜にした女性の、悲しくも激しい数奇な人生を描いた話題作。

【もくじ】

プロローグ
第 一 部
第 二 部
第 三 部
エピローグ
著者あとがき

訳者あとがき 

パウロ・コエーリョ[パウロコエーリョ]
著・文・その他

木下 眞穂[キノシタ マホ]
翻訳

内容説明

「わたしの最大の罪は、男たちが動かしている世界にあって自由で自立した女だったということ」―。1917年10月15日、パリ。第一次大戦下のフランスで、謎に包まれた一人の女性、マタ・ハリが、二重スパイの罪で銃殺刑となった。彼女は本当にスパイだったのか。世界的ベストセラー作家が、多くの史料にあたりながら、その美貌と妖艶な踊りで多くの男たちを虜にした女性の、悲しくも激しい数奇な人生を描いた話題作。

著者等紹介

コエーリョ,パウロ[コエーリョ,パウロ] [Coelho,Paulo]
1947年ブラジル、リオデジャネイロ生まれ。現代において最も影響力のある作家の一人。ブラジル文学アカデミー会員。フランスのレジオン・ド・ヌール勲章を受章。ほかにも様々な国際的な賞を受賞している。2007年には国連ピース・メッセンジャーに任命された

木下眞穂[キノシタマホ]
上智大学ポルトガル語学科卒。ポルトガル語翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

137
マタ・ハリをどう捉えるか。コエーリョの創るマタ・ハリは、虚栄から身を滅ぼした。思い上がり、贅沢、不相応、大言壮語、そんな彼女の性質が、彼女の運命を彼女のコントロールできないところに持っていく。しかし、本人は意外と満足しているかもしれない。皆の記憶に残るのは、むしろグレタ・ガルボの美しい姿。コエーリョの様に彼女の真の姿を切り取って見ようとしなければ、皆が思い描くのは、美しいままの伝説の女スパイ。コエーリョは、彼女に寄り添ったのか、もしくは、暴き出すために利用したのか...。2018/08/23

どんぐり

74
マタ・ハリといえば、女スパイの代名詞。そのマタ・ハリを題材にした小説。第一次世界大戦中にスパイ容疑でフランス軍に捕らえられ、有罪判決を受けて銃殺刑(享年41歳)。パリを中心に活躍したオランダのダンサー(ストリッパー)、オランダ領東インド(インドネシア)で結婚・離婚、権力者たちの愛人ともいわれ、第一次大戦の情報戦の中でスケープゴートにされた。謎多き女性だが、この小説も史実を反映したもの。グレダ・ガルボ主演で映画にもなっているが、見る機会がない。2024/09/17

Gotoran

39
第一次大戦中、人気の踊子マタ・ハリが仏のスパイでありながら独との二重スパイを疑われた末、仏により銃殺刑になった実話に基づく。女性の尊厳を踏みにじられながらも、自由と自分らしさを求めて自らの姓を捨て、踊り子マタ・ハリの人生を演じきった。苦難に打ち拉がれるとなく、自分を信じ果敢にチャレンジしてゆく彼女の姿に感服した。パウロ・コエーリョの意外な作品だった。パウロ・コエーリョの意外な作品。マタ・ハリの心の動きを上手に描いている。2025/04/22

キジネコ

38
破壊と再生の神シヴァ。ヒンドゥーの神を自己に重ね合わせ、嘘と肉体を使って時勢を回遊した女性の物語。彼女の存在は異物であった。拡散する感染症の様に時代と社交界に浸潤するアイコンは、不都合で淫靡な事実となった。フランスとドイツの間で暗躍する二重スパイ?その嫌疑を満たす要件は、少なくとも見受けられなかった。戦時下の国家保安法、それが彼女を銃殺隊の前に立たせた規範であり、組織の中に巡らされた二重三重の裏切りのトラップの贄、彼女は少なくとも、この容疑について無罪推定の刑死者だった。複雑なパズルの細やかなワンピース。2024/08/07

たぬ

33
☆4 世界的ベストセラーの『アルケミスト』が今一つだったからコエーリョには抵抗があったのだけど、これは薄いし大丈夫かなと。マタ・ハリがオランダ人ということは初めて知ったし彼女の人生もとても興味深く読むことができた。これを読む限りだと処刑されるほどの罪を犯したとはとても思えないんだよなあ。2021/10/09

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