内容説明
風の吹く夜は、屋根に上って、天翔る旅に出ます。ずうっと昔に確かに私は、あの宇宙の彼方の塵から生まれたに違いないと思えてくるのです。体の芯に冷えを感じて部屋に戻ると、風を孕んだ私はすこし軽くなれたようです。自由な心と細やかな気配りを椎名誠さんの写真をそえて贈るエッセイ集、第2作。
目次
第1章 幼い人と一緒に
第2章 私の人形
第3章 ちいちゃな冒険
第4章 夜更けの染物
第5章 いつもの向こうがわ
風の吹く夜は、屋根に上って、天翔る旅に出ます。ずうっと昔に確かに私は、あの宇宙の彼方の塵から生まれたに違いないと思えてくるのです。体の芯に冷えを感じて部屋に戻ると、風を孕んだ私はすこし軽くなれたようです。自由な心と細やかな気配りを椎名誠さんの写真をそえて贈るエッセイ集、第2作。
第1章 幼い人と一緒に
第2章 私の人形
第3章 ちいちゃな冒険
第4章 夜更けの染物
第5章 いつもの向こうがわ