内容説明
驚天動地のアホバカ・トリック、ユーモア・ミステリの最終兵器ついに登場!第3回メフィスト賞受賞作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夢追人009
251
蘇部健一さんのデビュー作でメフィスト賞受賞作の六とんシリーズの第1作で前々から読もう読もうと思っていまして今回やっと読み終えました。おバカなユーモアミステリで最初は真面目な謎が提示されて期待させますが、その内にズッコケて、しょーもなくろくでもない結末を迎えるパターンで前書きで著者自身が書いている様に阿保らしくて情けなくて腹が立って本を床に叩きつける人も確実に出るでしょうね。主人公は保険調査員の小野由一で、友人で名探偵の古藤と同僚のおデブな後輩・早乙女の二人が相棒です。全15編+理由不明の未完のエピローグ。2023/05/14
まろんぬ
5
バカミスといえば「名探偵の掟」というイメージで読んだので、それを上回る弩級のトンデモ小説だった。 しおかぜ17号の考えるのがあほらしくなるトリック(?)と、6枚のとんかつのそのトリックをこう使うか、という想像を超えた仕掛けは面白かったが、それ以外に関しては、なんだそのオチ…となる物も多かった。よほどミステリの古典まで網羅したい人や、頭をからっぽにしたい人でもなければそこまでおすすめはしない…かもしれない。 合う人合わない人がいて、私はバカミスとしてのトリックに期待していたので、上の二つ以外は合わなかった。2017/08/31
tei
4
バカミスの典型として、どこかで紹介されていたのを思い出して読んだ。いやあバカミスだなあ。うん、バカミスだなあ。2019/09/18
まるも
4
森博嗣、清涼院流水に続く第三回メフィスト賞受賞作。メフィスト賞はイロモノだ!!と確信させてくれた作品です(笑)2008/10/21
安藤スミス
3
いわゆるバカミス。続刊はもういいかな。
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- 和書
- 化人幻戯 春陽文庫