講談社学術文庫<br> アリストテレス

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講談社学術文庫
アリストテレス

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  • サイズ 文庫判/ページ数 496p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061596573
  • NDC分類 131.4
  • Cコード C0110

出版社内容情報

古代ギリシア最高の知性として、プラトンと並び立つ不滅の哲人アリストテレス。「万学の祖」と呼ばれるごとく、彼は人間界、自然界から神に至るまで、森羅万象の悉くを知の対象とし、精緻な思想を展開した。壮大な学問の精髄を読み解くとともに、彼の生涯やその学問がわが国へ受容される過程等を、碩学が情熱と蘊蓄を傾けて綴るアリストテレス入門。


1 アリストテレスの思想
2 アリストテレスの生涯
3 アリストテレスの著作と学問
4 アリストテレスの影響


今道 友信[イマミチ トモノブ]
著・文・その他

内容説明

古代ギリシア最高の知性として、プラトンと並び立つ不滅の哲人アリストテレス。「万学の祖」と呼ばれるごとく、彼は人間界、自然界から神に至るまで、森羅万象の悉くを知の対象とし、精緻な思想を展開した。壮大な学問の精髄を読み解くとともに、彼の生涯やその学問がわが国へ受容される過程等を、碩学が情熱と蘊蓄を傾けて綴るアリストテレス入門。

目次

1 アリストテレスの思想(私とアリストテレス;思想史上のアリストテレス;日本とアリストテレス;アリストテレスの学問について)
2 アリストテレスの生涯(生いたち;アカデメイア時代;遍歴時代;アテナイへの復帰)
3 アリストテレスの著作と学問(初期対話篇;論理学;自然学;形而上学;政治学;詩学)
4 アリストテレスの影響(倫理学における論理;詩学の影響)

著者等紹介

今道友信[イマミチトモノブ]
1922年、東京生まれ。東京大学文学部哲学科卒業。東京大学教授を経て、現在、東京大学名誉教授、パリ国際哲学研究所名誉所長、国際形而上学会会長、国際美学会終身委員、エコエティカ国際学会会長、哲学美学比較研究国際センター所長、英知大学教授。文学博士
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Gokkey

15
アリストテレスの入門書と言うよりは研究入門と言える内容。体系的にアリストテレスについての理解を深めようとするこのパワーにまず圧倒される。特に形而上学についての項で、ハイデガーの世界内存在に通底するbe動詞としての存在(有としてではなく「である」としての有る)にその本質を見いだすまでの展開は特筆モノ。フロネシス(実践知)とは感覚→経験→記憶というように段階的に純化され、判断とはそのアウトプットであるので、「~である」としての存在とは感覚に起因する主語概念と述語概念の結合と分離の問題となる。2020/07/17

Hiroshi

6
アリストテレスに関する予備知識無しにも読めるようしながら、幾つかの斬新な問題提起をして研究書としての特色を示すという著者の意気込み本。著者の大学2年生のときのレポート等の研究論文が幾つか記載され、学者の哲学論文を見ることができ面白いのだが、アリストテレスのことを哲学史で知ったくらいでは足りず、途中で新書の『アリストテレスの哲学』『アリストテレス入門』を読んで理解が進んだ。原典の写しが記載され、写本だけに誤記の可能性もあり、学者が似た論点の表現法の比較やギリシャ語の意味の推移を考慮して訳しているのが分かる。2023/10/12

よしくん

4
前書きにもある通り、アリストテレス「研究」入門の側面が強く、ギリシャ語やアリストテレス研究史をちっとも知らないただの哲学好きオジサンにはかなり厳しい部分があった。ただの哲学好きオジサン向けの部分(私の場合、全体の7割くらいに思われた)だけでも十分に苦労して読む価値がある。とりわけ、『形而上学』のウーシアについての理解が深まった。以前読んだ時は苦痛以外の何物でも無かった『形而上学』を引っ張り出して慌てて再読したのだが、とても楽しく読めて自分でも驚いた。2023/07/18

ポルターガイスト

4
とてもよかった。わかりやすい。アリストテレスのようにあまりに多分野に功績を残している人物の入門編は多少長くなってもこのかたちがベストだと思う。引用文は大量。後世や日本に与えた影響,評伝,プラトンとの関係もばっちり。至れり尽くせり。ちくま新書からも入門編が出ているがこちらのほうがよかった。ただ倫理学の章は原典の細かい分析するくらいならもっと内容を描いて欲しかった感はある。とはいえ終盤のヘレニズム思想のところはこの本の白眉だし,細かい原典分析の部分も具体的な研究の様子が窺い知れて初学者としてはためになった。2018/02/24

ヴィクトリー

4
プラトンの作品は年代順に読めばいい、と思い、実際に読んで問題なかった(はずだ)が、アリストテレスはどこから手をつけてよいか分からず本書を読んでみた。その目的は果せたが、この本は、アリストテレスの事を一冊で大体分かるように、と言う意味での入門書では無かった。まえがきも書いてるけど「研究入門」であって「入門」ではないようだ。思想紹介のところで、形而上学と倫理学では文献学的な学術論文がドカンと載っているかと思えば、詩学と政治学は軽く触れるのみ。意外と面白かったけど入門書を求める人にはお薦め出来ない。2013/03/05

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