内容説明
本書は、モラエスが終の栖と定めた徳島から祖国ポルトガルの新聞に連載した記事をまとめたもので、一市井人の眼で捉えた大正初期の日本人の生活と死生観が讃嘆をもって語られる。殊に死者を迎える祭り「盆」への憧憬は、孤愁の異邦人に愛しい死者との再会を夢想させる。吉井勇が「日本を恋ぬ悲しきまでに」と詠じたモラエスの「日本」が、現代の日本人の心奥に埋没した魂の響を呼び起こしてくれる。
目次
随筆文学について
徳島考
身辺雑記
死をめぐる日本の文化
死についての考察
徳島日記
ベント・カルケージャへの手紙
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- 電子書籍
- ララチッタドバイ(2026年版)
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- 和書
- 明治大正文学美術人名辞書



