栄養学の歴史

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  • サイズ A5判/ページ数 246p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784061536906
  • NDC分類 498.55
  • Cコード C3077

内容説明

病原体だけが病気を引き起こすのではない。ある栄養素が欠乏するだけで死に至る病気がある。人類が「栄養学」を手に入れるまでの長い長い道のり!偉大な業績あり、極悪犯罪あり、古今東西約220人の物語。

目次

第1章 いかに食養生が始まったか
第2章 自然科学としての栄養学の誕生
第3章 栄養の消化と吸収をめぐる学者たちの論争
第4章 「栄養素の欠乏」が引き起こす病原体の無い病気
第5章 ビタミンやミネラルなど微量栄養素の発見
第6章 近世以降における栄養と食事のありかたの移り変わり
第7章 食品への混ぜ物の歴史
第8章 フードファディズムとインチキ医学
第9章 栄養の現状と展望

著者等紹介

グラットザー,ウォルター[グラットザー,ウォルター][Gratzer,Walter]
ロンドン大学キングズカレッジ名誉教授。1954年オックスフォード大学化学科卒業、1960年ロンドン大学にて博士号取得。1960~1963年ハーバード大学ポストドク、1963~1966年ロンドン大学生物物理学講師、1966~1996年同生物物理化学教授

水上茂樹[ミナカミシゲキ]
九州大学名誉教授。1953年東京大学医学部医学科卒。1964~1967年東京大学医学部助教授(栄養学)。1967~1993年九州大学医学部教授(生化学)、1993~2000年中村学園大学教授(栄養学)、2001~2006年西南女学院大学教授(栄養学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ftoku

1
本書を通じて、人類がどのように栄養を間違えて認識してきたかがわかる。そして、栄養について科学的知見が得られた現在においても根拠薄弱な言説が飛び交っている。類書には無い記述が多くて、勉強になった。ただ、原文の問題か、訳の問題か、文章が読みづらいのはなんとかならなかったのだろうか。2017/09/10

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