ニュートリノ論争はいかにして解決したか―“太陽ニュートリノ問題”から物質の究極へ

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  • サイズ B6判/ページ数 244,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784061531383
  • NDC分類 444
  • Cコード C3042

内容説明

ニュートリノは、どこへ消えたのか?“謎の粒子”が巻きおこした大論争の一部始終を説きあかす。

目次

第1章 ニュートリノ、この不思議な素粒子
第2章 ニュートリノを捕まえる―デーヴィスの試み
第3章 太陽とはどのような星か―“ニュートリノのゆりかご”の素顔
第4章 消えたニュートリノ―太陽からの観測結果
第5章 間違っているのは物理学か、太陽か―太陽ニュートリノ問題
第6章 世界各地で始まった努力―日本、カナダ、アメリカ、ロシア…
第7章 “ニュートリノ振動”が解き明かした謎
第8章 ニュートリノの物理的性質を見直す
第9章 太陽ニュートリノ問題は解決したか
第10章 ニュートリノはどこから来て、どこへ行くのか

著者等紹介

桜井邦朋[サクライクニトモ]
1933年、埼玉県生まれ。京都大学理学部卒業。理学博士。京都大学工学部助教授、NASA上級研究員、メリーランド大学教授、神奈川大学教授(同大学工学部長、のち学長)を歴任。現在、神奈川大学名誉教授、早稲田大学理工学術院客員顧問研究員。専門は高エネルギー宇宙物理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Visor

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太陽から地球に届くニュートリノの量に観測結果と理論値で3倍程度の違いがあり、どっちが正しいか、というのが太陽ニュートリノ問題で、結局ニュートリノ振動によるニュートリノの変化(3種類)があった(もっとも観測しやすいのだけ観測してたから1/3になった)のが結論という理解。ノーベル賞を取ったアメリカの教授が受賞時には認知症で手紙もだせなくなっていたというのが切なくて一番印象に残った。オレはつくづく文系だなー。2025/07/24

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