感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ばりぼー
39
「ことば遊びの基本的な原理は相似と制約の二つ。しゃれは音韻の似ていることを楽しむものであり、折り句、いろは歌、アナグラム、回文などは特定の文字を用いるという制約を楽しむ遊びである。」例えば、「久々に家に帰れば桔梗かな」「紅梅の急な坂道下りける」といったしゃれを活かした句や、「とりなくこゑす ゆめさませ みよあけわたる ひんがしを そらいろはえて おきつへに ほふねむれゐぬ もやのうち」という新いろは歌、ローマ字表記にすると回文になる乙田東洋司氏の「おだやかにあけぼの野辺か田舎宿」など、実例を多数収録→2016/10/13
kannkyo
3
回文、あいうえお作文、パングラム、アナグラム。古来より続く言葉の遊びは面白い。2006/09/13
ニッポニテス的遍歴
2
☆=4/5 のちに日本語圏フリースタイルラッパーの聖典となる(であろう)一冊。 ことば遊びの宝石箱や~2021/02/01
モリ
0
最近の用例が多く載っており嬉しい。鈴木裳三の「言葉遊び」と比較して、学問的な要素は少ないが、海外のものも含め手広く収集しているので、単純に言葉遊びを楽しみたい場合はよい。2011/05/25