目次
1 Caf´e M¨uller―扉は開かれた
2 Theater―ヴッパータールへ
3 Movement―パリ、春の祭典
4 Endless Night―終わりのない夜
5 Pause‐Break―シチリアの風
6 Words―ピナ・バウシュは語る
7 Arien―遠い日のマリア
8 Finale―花束
著者等紹介
楠田枝里子[クスタエリコ]
三重県伊勢市に生まれる。東京理科大学理学部を卒業後、日本テレビのアナウンサーを経て、現在フリー。テレビ番組の司会や、ノンフィクション、エッセイ、絵本など、幅広い創作活動を続けている
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダンスにホン!ころりん
5
20031030初版発行 140507読了 楠田さんピナを追っかけて本当に幸せそう。ピナの言葉、ダンサー、スタッフのエピソード、公演の後の食事や移動にも密着して浮き彫りになるピナの人物像、益々ピナを好きになってしまった。ピナが出演した映画フェデリコ・フェリーニ監督そして船は行く観てみたい。メヒトヒルト・グロースマン、ドミニク・メルシー 無条件に人を好きでいられるピナ ピナの舞台を体ごと受け止めることで悲しい現実をも同時に乗り越えてきた楠田さん。自分に正直に作品と向き合える日が私にも訪れたら良いなぁ2014/05/07
袖崎いたる
4
バウシュの肉声が散りばめられているファンブック。人がどう動くかではなくて、何が人を動かすかだ。I don't know などなど。映像で見たイメージなどを想いながら。2018/11/16
さく
3
ピナ・バウシュとヴッパータルタンツテアターの追っかけ真面目エッセイ。 ピナについて知る、というよりは楠田枝里子さんの感動を追体験するような感じ。インタビューの章が良かった。 フィギュアスケートで使われていたピナ・バウシュ2012年公開映画の曲を通して興味を持つ。本には音楽のことが書かれていなくて残念だったが、映画を理解する+αになった。2015/02/11
千葉子
1
図書館をぶらついていたらピナ・バウシュの文字を見つけて思わず何も考えずに借りたもの。こういう出会いは大事。今だから読めてよかった。ちょうどピナ・バウシュが必要な時期だったから。ピナ・バウシュを知らない人はまずは「PINA 踊り続ける命」というDVDを見ることをお勧めする。そして夢遊病者のような感覚になり、混乱という症状に陥ったなら、少し間を置いてこれを読んでほしい。しかしこれを書いたのが楠田枝里子でよかった。彼女がアナウンサーでなければ、ピナ・バウシュの魅力を伝える事は不可能だったと思う。2017/02/28
Re*
1
図書館の福袋本のひとつ。2015/01/16