青い鳥文庫fシリーズ
ねじれた町

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  • サイズ B40判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061486775
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8293

出版社内容情報

いったいここは何なんだ!
超常現象があたりまえに起こる町で、浮き上がる転校生の行夫(ゆきお)。これ以上、ばかにされたままではいられない!
『ねらわれた学園』『なぞの転校生』とならぶSFジュブナイルの傑作

美しい城下町に引っ越してきた和田行夫は、静かなこの町がどこかおかしいことに気づく。新しい学校も、生徒はみな異常に優秀で、雄々しいのだ。しかも超常現象としか思えないことがあたりまえに起こっているのにだれも気にしない……。落ちこぼれ扱いされ、孤立した行夫が限界を感じはじめたとき、「鬼の日」という祭りの存在を知る……。

眉村 卓[マユムラ タク]
著・文・その他

緒方 剛志[オガタ コウジ]
著・文・その他

内容説明

美しい城下町に引っ越してきた和田行夫は、静かなこの町がどこかおかしいことに気づく。新しい学校も、生徒はみな異常に優秀で、雄々しいのだ。しかも超常現象としか思えないことがあたりまえに起こっているのにだれも気にしない…。落ちこぼれ扱いされ、孤立した行夫が限界を感じはじめたとき、「鬼の日」という祭りの存在を知る…。小学上級から。

著者等紹介

眉村卓[マユムラタク]
1934年、大阪生まれ。作家、大阪芸術大学教授。1961年、「SFマガジン」のコンテストに応募した『下級アイデアマン』が佳作入選し、作家活動を始める。『ねらわれた学園』『なぞの転校生』『ねじれた町』など日本のSFジュブナイルの黄金期を築く傑作を多数発表。1979年『消滅の光輪』で泉鏡花賞を受賞。ほか著書・受賞歴多数

緒方剛志[オガタコウジ]
1970年、大阪生まれ。イラストレーター。『ブギーポップは笑わない』(メディアワークス)などのブギーポップシリーズのイラストで人気を集める。小説のさし絵で活躍する一方、ゲームやアニメーションのキャラクター原案、マンガなども手がけている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆう

4
Q市。そこは現代の町並みに身分制度や超能力といった不可思議な現象が混ざりあった、どこかおかしな町であった。東京から引っ越してきた和田君が、無茶苦茶をしてすべてをぶち壊す展開は爽快感があって良い。変わることの恐怖は誰にでもあるけど、誰かがやらなきゃ変われない。勇気だして意思を強くもって生きていけ!と、児童書のスッキリした展開とSF要素って相性が良いのではないかと思いながら読んでました。2015/09/27

Aoki

2
再読。初読は鶴見書房のSFベストセラーズ版にて。しかし実に懐かしい作品。ストーリー展開の早さは見事。意外性あり過ぎ。ジュブナイル代表作。前半が絶好調なのに比して、後半の結末へのつなぎ方にややもたつき感。SFなのに鬼とか、時代劇的要素なども入れるなど、当時は斬新でした。2013/02/07

higurashi

2
お気に入りの方が読んでいたので。児童書だからでしょうか、無駄がなくすっきりさくさく読めます。近代の街並みに身分制度や民俗的な祭りだけが残ってる、というのはいかんせん気持ち悪いものがある。2011/02/13

ほんのうさぎ

0
初眉村作品。ジュブナイルなので読みやすかった。超能力やらサムライやら、十代に読んでたらもっと楽しめたろうになあ。2015/02/18

三平

0
かなりあやふやなんだけどもしかしたら再読かも?卓さんのジュブナイル物には大昔はまってたんで思わず買ってしまった。タイムスリップ、超能力、歴史的要素がシャッフルされてる感じ。きっと歳のせいだけど昔ほど入れ込めないんだよなぁ・・児童書だもんなぁ!2012/09/26

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