出版社内容情報
【内容紹介】
開国か、それとも戦争か。国論がまっぷたつにわれるなかで、自分の損得かんじょうをはなれて、日本全体を見すえ、日本の将来にとって最善の道をさぐりながら行動した情熱の人、坂本竜馬の生涯。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アイスマン
17
坂本龍馬は、日本国内での戦争(内戦)を避けながら新しい国をつくるため薩摩藩と長州藩を仲直りさせ、大政奉還(幕府が政権を朝廷に返上するこ)を実現させる為に奔走した。 但し、夢にまで見た日本の夜明けが実現される直前で暗殺された•••。 知らない事だらけだった。 龍馬がいなかったら日本は外国の植民地になっていた可能性もあったとか、龍馬以外にも命懸けで日本の将来の事を考えている人がたくさんいたんだ。2017/07/17
えこ
16
恥ずかしながら、坂本龍馬の事を詳しく知らない事に気付き、児童書から読んでみました。さすがにわかりやすかったです。今の時代にも坂本龍馬や西郷隆盛、木戸孝允、勝海舟などがいてたらいいのになぁ。どなたかに都知事して欲しいです。2016/05/20
のり
12
すべての漢字にふりがながあり、小学生向けの本ではありますが非常に面白かった。坂本竜馬の一生が分かり易く物語として書かれています。33歳(?)という短い人生なのに内容が濃すぎる。読めば読むほど竜馬のスケールの大きさに驚かされる。多くの人が決まった物差しで生きていた江戸時代で自分の物差しがあり、常に日本の将来を見ていた竜馬は凄すぎる。子供時代に読んでいればやる気スイッチが押されること間違いなし。2015/03/29
pirorikin kato
1
時系列順にストーリー仕立てで学べてサクッと読めるのがとて良いな 2025/07/01
Jun Shino
1
児童向け伝記。子供の部屋で見つけた。身体も弱くて、勉強もダメだった竜馬。姉の乙女に鍛えられ、やがて江戸の道場でも免許皆伝の腕前となる。久々に読み、いろんなシーンを思い出した。川田小竜との会見、斬ろうと訪ねた勝海舟への弟子入り、西郷との出逢い、高杉晋作がくれた銃、亀山社中、薩長同盟、寺田屋で襲われた際、風呂に入っていたおりょうが裸で知らせに来たこと。おりょうとの新婚旅行。 そして海援隊の結成から、いろは丸事件、船中八策、大政奉還、そして近江屋での・・。どのレベルの本で読んでも、やはりスーパーヒーローだな。2019/04/26