出版社内容情報
うち続く天災と、源平争乱という大きな渦の中で生まれた無常の文学。平安末期、大火・飢饉・大地震、源平争乱や一族の権力争いを体験した鴨長明が、この世の無常と身の処し方を綴る。人生を前向きに生きるヒントがつまった名随筆を、コラムや図版とともに全文掲載。
鴨 長明[カモノ チョウメイ]
著・文・その他
武田 友宏[タケダ トモヒロ]
編集
内容説明
『方丈記』が書かれたのは、まさに源平の戦いの頃、武家の社会へと価値観が大きく変わり、天変地異が次々起こる不安な時代であった。著者の鴨長明は、葵祭で有名な下鴨神社の将来を約束された神官の子として生まれた。だが、ついにその座に就くことなく山里の小さな庵に隠棲し、混迷する都のさまを見つめつつ、この世の無常と身の処し方とを綴った。現代の我々にとって、スローライフを提唱する示唆に富んだ随筆でもある。
目次
万物をつらぬく無常の真理
無常をさとす天災・人災
無常の世に生きる人々
過去の人生を顧みる
山中の独り住まい
わが人生の生き方
跋
著者等紹介
武田友宏[タケダトモヒロ]
1943年、青森県生まれ。國學院大學文学部日本文学科非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士課程修了。日本文学専攻。編著に『有職故実日本の古典』等角川書店の多くの国語・古語辞典の編纂に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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