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内容説明
だれでも、品物を買うとき、その量と質とをあわせて考える。ところが熱力学の世界には、質を考えない量だけの概念である「エネルギー」が、250年ほどの間、まかり通っていたことは、何としても不可解である。量と質をあわせて考えるエクセルギーを使うべきことは、当たり前すぎるほど当たり前である。これまでのエネルギー理論に変革を迫る。
目次
第1章 エクセルギーってなに?
第2章 資源と環境でエクセルギーを考える
第3章 熱の価値はみんな同じだろうか?
第4章 エントロピーとエクセルギーのかかわり
第5章 開いた系のエクセルギー
第6章 エクセルギーは化学反応にも適用できる
第7章 増減するエクセルギー
第8章 エクセルギーの応用