内容説明
まなじり決して少年が乗りこむ先は、「つづみ」に変えられた、九尾のきつねのおとうはんが献上されたお城。コン助は、おとうはんを救いだせるのでしょうか?
著者等紹介
藤川智子[フジカワトモコ]
1962年、大阪生まれ。甲南大学文学部卒業。音楽教師を経て、1995年よりイラストレーターに。独学ながら、ニッサン童話と絵本のグランプリに、第15回優秀賞、第16回、第17回佳作を受賞。2002年、『むしゃむしゃ武者』で、総数481作品の中から、第24回講談社絵本新人賞に選ばれる。本作品は、受賞後第一作。大阪府豊中市在住
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感想・レビュー
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どら母 学校図書館を考える
4
太鼓にされた九尾の狐の父を、子狐のコン助が助ける話。 物語性は ばっちり。2015/09/20
遠い日
4
時代物+妖怪物で、2倍のおもしろさ。九尾のきつねの父を助けるために、奮闘するコン助の一生懸命さがいじらしい。コミカルに進むお話も、楽しい。化けて化かされ、さぁどうなるかといくつかの見せ場にどきどき。藤川さんの丁寧な絵も見応えがある。2014/11/17
うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
4
キツネのコン助は鬼面法師に鼓にされた父を助ける為にお城に向かいますが・・。歌舞伎の隈取りのような顔をしたコン助が可愛いかったです。★★★2010/10/15
まみっち
3
おもしろかった!2011/08/05
あじさい
2
コン助の『おとうはん』がなんとも言えず可愛らしい!絵も可愛い! 2012/02/21