出版社内容情報
【内容紹介】
アカネちゃんは、もうすぐ3さい。モモちゃんも、すっかりおねえちゃんです。ねこのプーとジャムに、かわいい子ねこがうまれました。それから、いろいろなじけんがおこります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
41
プーがお父さんになってイクメンしてます。和むなぁ。アカネちゃんはパパにいつもいて欲しいのね。別れてしまってもパパはパパで、パパの故郷へも泊まりに行ってるのが嬉しい。ぬいぐるみのようなお人形が素晴らしい。2017/10/27
ヒラP@ehon.gohon
21
巻ごとに成長していくモモちゃんとアカネちゃんの姿を、とても微笑ましく読みました。 タイトルにある「パパ」にドキリとしたのですが、親が離婚しても父親は父親ですね。 さりげなく存在感を示す父親に思いを馳せました。 次巻は何だか悲しそうですもんね。2020/07/17
かおりん
20
アカネちゃんは2歳と7ヶ月。マコトくんと保育園を抜け出して原っぱでお昼寝する所はかわいい。パパおおかみと遊ぶアカネちゃん、なんか切ない。日曜日の学校で、は七不思議の一つ。戦争のことやドレイごっこ、デモで平和についてモモちゃんは考える。忙しいママの気持ちも分かるし、パパを慕う娘の淋しさも分かる、死に神はまた現れる。死の表現が絶妙。ゆめのようでもあり、ゆめのようでもなし。2025/02/01
Mika K
16
モモちゃんとアカネちゃんがネグリジェ(長いおねまきと言ってるけど)をもらう話を覚えていた。モモちゃんはお姉さんらしく大喜びだけど、アカネちゃんはプーのおよめねこのジャムにあげると言う。ジャムに呼ばれたように感じたプーはアカネちゃんのおねまきを持ってジャムの元へ向かうが、なぜか森のくまさんの家に着いてしまう…。プーがイクメン猫になるし、もらわれていった子猫に立派な名前がついて喜んでたり。お客さんと言われるオオカミパパに死神の存在…つぎの本を読むのがちょっと悲しい。2018/11/18
紗世
15
モモちゃんとあかねちゃんシリーズ。 今までのシリーズで慣れてきたけど、戦争反対とか死神、日曜日の学校でのホラー感とか、怖かったり重かったり色々。綺麗事だけじゃない話も子どもには道徳として必要かもしれない。プーとジャムにこどもが産まれた明るい話に救われました。2023/05/26