内容説明
2006年に小説誌等に発表された数多くの短篇ミステリーの中から選ばれた15篇。2006年推理小説界の概況、ミステリー各賞の歴代受賞リストも付いた、50年を超える歴史を誇る国内唯一無二の推理年鑑です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Q*きゅうのすけ
3
やっと読み終わりました(^_^;)やはり横山さんや薬丸さんは短編でも面白いですね。印象に残ったのは蒼井さんの『ラストセッション』不知火さんの『あなたに会いたくて』東野さんはガリレオシリーズが載ったけど、サラッと読めてしまって、あんまり惹かれなかった。2017/03/15
カワセミ440
3
不知火京介さんの『あなたに会いたくて』が良かった。こういう落ちだ、なんて想像もできなかった。読んだ覚えのない春口裕子さん『ホームシックシアター』マンションって怖いよね。事故物件も怖いけど、そういう事で恨みを買うって・・私も気をつけよう??。大崎梢さんの本屋さんミステリー?意外に楽しめた。結構古い(10年前だ)アンソロジー集で知らない作家さんも多いけどね。2016/07/11
ophiuchi
3
この年鑑は良質な短編をまとめて読めるので、遡って借りてきた。初めて読んだ人の中では春口裕子、門井慶喜が面白かった。2011/10/16
人間万事塞翁が馬ZAWAZAWA
2
15の短編ミステリーを集めた本、短いのに内容が濃い! 満足!2011/12/27
nemuo
1
15作収録ということでかなりお得感あり。お腹いっぱいではあるがどれも高水準で楽しめたのは良し。短編とは言えそれぞれの作者の色がはっきり出てくるのが面白い。蒼井上鷹は「ラスト・セッション」が脅迫のネタがしょぼいとかツッコみどころはあるが良かったので調べたが、その後あまり作品出してないみたいね。柳広司の「熊王ジャック」もちょっと異色で面白かった。2024/12/18