ザ・ベストミステリーズ〈2006〉推理小説年鑑

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  • サイズ B6判/ページ数 429p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784061149076
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0093

内容説明

ミステリーのプロが選んだ2005年最高傑作14篇。日本推理作家協会賞短篇部門本年度受賞作、平山夢明『独白するユニバーサル横メルカトル』収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ロア

21
やっと読み終わったよ〜。ページ2段組は2冊読んだ事にして欲しい…などと。さて…14名の作家達の短編を贅沢に詰め込んだ一冊。平山さん伊坂さん以外は初読みでした。「マザー、ロックンロール、ファーザー」古川日出男、「壊れた少女を拾ったので」遠藤徹、「克美さんがいる」あせごのまん、「バスジャック」三崎亜記。古川さんの「マザー、…」は、勢いのある不思議な文体と「え?」の多用が異様に熱っぽく且つバカっぽく、虚実ないまぜのストーリーが加速度的に膨張し、ラストは清々しさが美しくきらめいてた!(∩^ω^∩)コレスキ!2017/01/19

ミノムシlove

11
伊坂幸太郎・北森鴻・連城三紀彦・米沢穂信、各氏の短編はいかにもそれらしきものばかりで堪能した。石持浅海『Rのつく月には気をつけよう』は軽い読み口だが、意外に鋭い刃を隠していたような面白みがあった。就寝前のひととき、一日の疲れを含んだ瞳は、(色的に)コントラストのあまり無い詰まった文章を読むには適さなくなってきていて、巻頭の『独白するユニバーサル横メルカトル』は途中で断念した。視力の問題なのか、あらすじの退屈さが問題なのか。私は合わなかった。 田中啓文『挑発する赤』が一番好き。2024/07/28

鈴と空

4
今までに読んだこのシリーズの中で一番困った。頭から三篇、ピンと来ないのが続いちゃって挫折しそうになってしまった。以降も「ピンと来ない」「苦手」がチラホラ。道尾さんのと伊坂さんのは再読になるけどやっぱり好き。他には田中さんのも好き。ベストミステリーズで何度か読んだこのサックス奏者・氷見のシリーズは追いかけて読むかもしれない。2010/08/09

ブレーメン

3
図書館本。気になる作家・伊坂幸太郎氏の『死神対老女』好きな作家・三崎亜記氏の『バスジャック』は既読でしたが矢張り面白いですね。他のは明川哲也氏『影屋の告白』が目が離せない感じで読み切って、後はなんだが読みづらい、というかページを繰る手がスムーズにいかないなぁという印象でした。2013/04/28

クロエ

2
ホラーとか、意味わからない混沌としたのが多かった。 明るい話が読みたい。 宮部みゆきの初期のミステリー・・・「隣人たちの犯罪」だったっけ? ああいうの。2016/04/09

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