内容説明
幕末、アメリカ・ロシアなど列強の脅威にさらされる日本を救うべく、破天荒な一人の漢が現れ、時代を駆け抜けた―。反目しあう薩摩と長州を説得して同盟を結ばせ、世界に例のない「無血革命」大政奉還をプロデュースし、その行く末を見届けることなく凶刃に倒れた坂本龍馬。その凝縮された三十三年の生涯を、史料にもとづきながらたどり、熱き魂の本質に迫る。巻末に「龍馬年表」「関連人物事典」を掲載。
目次
第1章 臥龍編(瑞夢伝説;郷士坂本家 ほか)
第2章 波涛編(姉・栄;吉田東洋 ほか)
第3章 風雲編(楢崎お龍;池田屋事件 ほか)
第4章 翔天編(ワイルウェフ号沈没;四境戦争 ほか)
巻末 資料編
著者等紹介
山村竜也[ヤマムラタツヤ]
1961年生まれ。歴史作家。2004年NHK大河ドラマ「新撰組!」および2010年「龍馬伝」の時代考証を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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