内容説明
わが国最初の国史『日本書紀』―この歴史書は古代史の真実そのものではない。天皇家の正統性を証明する目的で書かれたという『日本書紀』の性格を把握したうえで、個別の記述におけるフィルターを取り除いてみたときに新たに見えてきたものとは!?蘇我氏、物部氏、聖徳太子、中大兄王子、推古天皇、小野妹子…欽明朝から天智朝まで、飛鳥時代を彩った人々・事件の謎を読み解く。
目次
第1章 欽明朝の謎
第2章 敏達朝の謎
第3章 用明朝の謎
第4章 崇峻朝の謎
第5章 推古朝の謎
第6章 舒明朝の謎
第7章 皇極朝の謎
第8章 孝徳朝の謎
第9章 斉明朝の謎
第10章 天智朝の謎
著者等紹介
中村修也[ナカムラシュウヤ]
1959年和歌山県生まれ。筑波大学歴史・人類学研究科博士課程単位取得修了。京都市歴史資料館勤務を経て、文教大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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