出版社内容情報
戦国なら、草履取りから天下人になる機会もあったが、徳川幕府も二代将軍秀忠の治世になると、才覚、野心があっても出世の糸口すらない。せめてもの鬱憤晴らしに、喧嘩と博打に明け暮れ、町奉行に戦いを挑む集団.幕府も慌てたあぶれ者たちの痛快時代小説。
内容説明
戦国乱世の昔なら、草履取りから天下人になる機会もあったが、徳川幕府も二代将軍秀忠の治世になると、いかに才覚、野心があっても出世の糸口すらない。せめてもの鬱憤晴らしに、異装を競い喧嘩と博奕に明け暮れ、あげく公然と町奉行に戦いを挑む集団がいた。幕府も慌てたあぶれ者たちの痛快時代小説。
著者等紹介
高橋義夫[タカハシヨシオ]
1945年、千葉県生まれ。早稲田大学文学部卒業。雑誌編集者を経て創作活動に入る。1992年、僻地の代官になった若侍の清冽な生き様を描いた『狼奉行』で第一〇六回直木賞を受賞。歴史小説を舞台に人間の絡み合いを淡々とした筆致で描き読者を魅了してやまない
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