出版社内容情報
発達障害児を持つ親が必ず知るべき重要ポイントと、抱く不安を解消する考えや解決策を、発達障害の名著100冊からまとめた。
まずは必要最低限何をすべきかがコンパクトに凝縮。
あらゆる種類の発達障害に共通すること、入り口となることを網羅してある。
これまでの類書にありがちだった「専門的過ぎて難しい」「著者にだけ当てはまりそうな事例・考え・メソッドが多い」「大全的なものもあるが、とにかく分量が多くて読むのが大変」。これらをすべて解決してある。
著者は現・筑波大学で図書館情報学を専攻し、情報検索概論、ネットリテラシーを研究。
日本アイ・ビー・エムに入社後は、ソフトウェアのQ&Aまとめ文書をノルマの10倍執筆。図書や情報のエキスパートとして活躍してきた。
2004年、発達障害の子どもが生まれたことを契機に退職。20年に渡り、わが子に起きている問題について、地域の支援施設・ネット・書籍・学術論文など様々なチャネルで情報収集をしている。
内容説明
発達障害児を持つ母親が、発達障害の名著100冊の重要ポイントを1冊にまとめました。様々な発達障害に共通することは、まずは本書から!そもそも発達障害って何?個性を、どうとらえる?暮らしの中でできることは?周りに助けてほしい時は?将来、大きくなってからは?不安を徹底解消!
目次
第1章 わかっているようでよくわからない…。発達障害って、そもそも何なの?(病気じゃなくて、生まれながらの脳の違いです;行動やコミュニケーションに「困り感」がある状態 ほか)
第2章 特性を持つ子どもへの考え方(診断名や特性を知る恐怖に、どう向き合うか?;診察や診断は、育児の方針を決めるのが目的 ほか)
第3章 助けてくれる場所、助けてくれる人たち(「発達支援」と「療育」って何?;発達が気になる子どもへ何ができるのか ほか)
第4章 日常生活の中でできること(特性を受け入れながら自立を目指す;発達障害ならではの特殊なことは意外に少ない ほか)
第5章 大きくなったときにどうするか(進学先の選び方と、学校への問い合わせ方法;義務教育後もさまざまな学校が選べる ほか)
著者等紹介
桃川あいこ[モモカワアイコ]
1975年生まれ、茨城県筑波研究学園都市育ち。子ども時代は書店の絵本、学校図書館の本を読みつくす。図書館情報大学(現・筑波大学)卒業。大学では、情報検索概論、ネットリテラシーを研究。日本アイ・ビー・エム入社後は、ソフトウェアのQ&Aまとめ文書をノルマの10倍執筆。このように多くの書物や資料を読み込み、整理する経験を多く積んできた。2004年、発達障害の子どもが生まれたことを契機に退職。インターネット黎明期からブログを構築。以降ずっとネットテクノロジーを観察し、発信を続けている
池田勝紀[イケダカツキ]
医師/医学博士。聖マリアンナ医科大学卒業。救命救急センター等で初期臨床を行い、国立国際医療研究センター呼吸器外科、聖マリアンナ医科大学病院救命救急センター、船橋市立医療センター救命救急センターなどで、救急医等として診療を行いつつ、統合医療や抗加齢医学の知見を蓄積してきた。自身の育児経験から発達障害の治療研究ももとに2015年、満尾クリニックで発達障害児を対象とした発達支援外来を開始。2018年には発達障害児と家族をサポートすべく、児童発達支援・放課後等デイサービスキッズプレイスたかなわだいとアイデス・クリニックを開設。テレビ朝日系やテレビ東京系の番組で医療監修など、メディアでの活動も意欲的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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