- ホーム
- > 和書
- > 教養
- > ノンフィクション
- > ノンフィクションその他
出版社内容情報
無名の吹奏楽部を全国大会初出場に導いた名指導者・藤重佳久先生のキセキを『あるある吹奏楽部』オザワ部長が追跡取材!
無名の吹奏楽部を全国大会初出場に導いた名指導者・藤重佳久先生を『あるある吹奏楽部』オザワ部長が追跡取材! 初出場までの日々のドキュメンタリーと、吹奏楽指導・関係者の誰もが知りたい藤重先生の吹奏楽指導論(メソッド)を一冊にまとめました。
内容説明
思いを込めたハチマキ締めて奇跡を起こせ!吹奏楽無名校の活水中学校・高等学校が全国大会初出場へ…そのドキュメンタリー&“藤重先生の吹奏楽メソッド”掲載!
目次
第1章 デコボコ吹奏楽部、始動!
第2章 奇跡のブラバンガールズ
第3章 いざ、九州大会!
第4章 ブラボーの向こう側
第5章 吹奏楽の甲子園
著者等紹介
藤重佳久[フジシゲヨシヒサ]
福岡県久留米市出身。武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科卒。在学中より東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の一員として活躍。1979年より精華女子高等学校教諭。2015年より活水女子大学音楽学部特任教授。指導者として全日本吹奏楽コンクール20回出場(金賞10回)、全日本マーチングコンテスト16回出場(すべて金賞)などの実績を持つ
オザワ部長[オザワブチョウ]
神奈川県横須賀市出身。早稲田大学第一文学部文学科文芸専修卒。「吹奏楽作家」として、書籍・雑誌・ウェブ・ラジオなど多方面で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
105
たった7ヶ月の奇跡を見たようでした。定年退職を経て活水高校のブラスバンド部の指導を受け持つことになった藤重先生。当初人数が少なくて弱小だった部を高校生だけでなく、中学生も部員にし、目指すのは全国コンクール。それを短い期間で成し遂げてしまうのが凄いとしか言えません。でも、短い時間しかなかったからこそ部員たちにとっても濃い時間であり、同時に強い想いも生まれて行ったのだと思います。やる気があれば不可能も可能にできる、そんな可能性に改めて気付かされました。2017/01/14
anaksi
2
福岡の精華女子高校吹奏楽部で華々しい活躍をしていた藤重先生の本。テレビの「吹奏楽の旅」で観た人だな、と本を店頭で見て手に取った。 精華を定年退職で辞め、熊本の活水高校へ。初心者が3分の1、高校生だけでは人数が足りず併設中学の中学生も入れた編成で就任5ヶ月でコンクール全国大会出場を決めるという俄かには信じがたい話…。 でもその短いながらも濃密な日々を、その部員それぞれの思いを、そして先生の指導法を読むにつけ、不可能を可能にする凄さを見たような気がしてくる。 先生も凄いけれど、中高生の伸びってのも凄いな…。2016/05/01
ちゃきんさん
1
図書館(単行本)。九州のスーパー吹部強豪校の顧問として、つとに有名だった藤重先生がその福岡精華女子を去り全く無名の長崎県は活水高等学校の吹部(部員数が少なく中高混成)を指導しておこした奇跡。安定した強さを誇るには今しばらく時間はかかるかもしれませんが確実に九州の強豪校になるんだろうな。藤重先生の指導者としての考え方に共感、取り組み方も組織として仕事をする時の参考になりそう。それにしても藤重先生の指導に応えた部員たちがスゴいわ。2016/11/21
定年おやじ
0
部活は先生の力が大きいもんです。長崎の高校サッカーもカリスマ先生の移動であっという間に勢力地図が変わりました。それにしてもたった半年で変わる生徒もすごいもんです。2016/06/11
塔跡
0
先生もすごいけど生徒達が必死についていった事が良い結果になったのかな。ただ読んでいて、先生について転校した少女は自分の意志だったのかな?先生に乞われてだったらちょっとかわいそう2016/05/15