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出版社内容情報
戦国合戦を彩る「甲冑」に焦点を当てた1冊。甲冑の変遷史から、各部の構造・胴丸の種類などを詳細に解説するほか、今も残る名品の数々を掲載。森蘭丸や上杉景勝の当世具足、変わり兜、足軽胴…。オールカラーで贈る甲冑本の決定版!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
文庫フリーク@灯れ松明の火
34
『のぼうの城』読んでいる最中、森蘭丸の甲冑写真が載っていたのを思い出し、石田三成・大谷刑部も有るのでは、と再読(再見?)甲冑は無かったが、石田三成家中『大一大万大吉』の六字紋の入った足軽胴が。忍城戦で身に付けた足軽もいたのだろうか。秀吉は陣羽織など含め多数有り。直江兼続の【愛】の前立はやはり魅力的。モデルを使った当世具足着用次第を見ると、着用自体が面倒で、重量考えると甲冑着用して太刀を振り回し、戦場を疾駆しる武将は体力の化け物かと思ってしまう。表紙の黒は本田忠勝・朱が井伊直孝所用具足です。2010/10/19
みや
33
再読。歴史熱が最も高かった時、甲冑や家紋にも興味が湧いたのだが、結局深くハマりきれずに終わってしまった。魅力のある分野だとは思うのだけれど、面白さの広げ方がなかなか掴めない。本書はフルカラーの写真が多く、気楽にパラパラと眺めるだけでも楽しめる。変わり兜は一発ネタなのかと疑ってしまうほどに個性的な物が多くて面白い。無表情のおじいさんが褌から一つずつ身に纏っていく姿を見せてくれる具足着用次第のコーナーがシュールで一番好き。2017/09/25
@com
10
カッコいい。2018/08/26
Saku
10
時代によって甲冑の目的が違っているのが興味深い。武器が弓から槍に、戦法が個人から集団戦法へ変わるに従って機動性が求められるようになり、甲冑の形状が変化していく。また集団戦になると誰の手柄かがわかるように派手になっていく。なかでもお気に入りの甲冑は本多忠勝の黒糸威二枚胴具足と伊達政宗の黒漆塗五枚胴具足。 2015/06/11
ウメ
7
変り兜の写真集を見て以来、甲冑熱が冷めやらず。ただ、真面目に語られれば語られるほど笑ってしまう私は何て不謹慎なのだ。ゲラゲラ。どうしてこんなデザインになったのだ!と思う奇抜で非実用性全開な甲冑がツボすぎる。2014/01/21