出版社内容情報
大規模な災害、政治の混迷などで将来に希望を持ちにくい日本。そんな時期に「日本という国家とは何か」を改めて問い直す一冊。
大規模な災害、政治の混迷など、国民が日本という国に対して夢も希望も持てなくなった今、改めて「日本とは何か。日本という国家とは何か」を問い直す一冊。『天皇の金塊』の著者・高橋五郎氏と怪奇探偵・小池壮彦氏の両氏が、「日本の真実」を鋭く暴く。
【著者紹介】
執筆家。『天皇の金塊』、『天皇の財宝』、『天皇のスパイ』、『天皇奇譚』など多くの著作がある。
内容説明
『天皇の金塊』シリーズの著者と“怪奇探偵”の異色対談―日本という国はもうすでに終わった…だが、絶望する必要などどこにもない。なぜなら、希望など最初からないのだから…教科書が教えてくれない日本の本当の姿が、この国を支配する影の権力者たちの正体がここにある!
目次
序章 ニッポンのおわり
第1章 「神のマネー」と「タブー」
第2章 原爆と原発の秘密
第3章 明治維新の黒いDNA
第4章 地球規模の壮大な“お芝居”
第5章 スパイと国師
終章 まぼろしの日本
著者等紹介
高橋五郎[タカハシゴロウ]
1940年、静岡県焼津生まれ。映像プロデューサー・作家
小池壮彦[コイケタケヒコ]
1963年、東京都生まれ。作家・ルポライター。歴史上の事件の分析を通じて日本の暗部と宿命にメスを入れている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
aya-ayu
3
わかる人にわかればよいというスタンス。正体そのものズバリについて書かれているわけはないのでわかりにくいかもしれない。ただ物事は表面だけ見ているのでは全く駄目だということは感じさせられる。(本書のメインテーマではないが個人的に新たな発見だったのは、「町工場」だったはずのソニーがそしてなぜかソニーだけがなぜ戦後あれほど世界で飛躍できたのか、そのヒントになるコメント。おそらく単純なストーリではないんだな、と。別途調べてみたい。)2014/02/02
Gen Kato
2
歴史の蔭に金の動きあり、皇室財産と国際資本の流れから考える日本史はおもしろいけど、うーん。不確定要素がない現実なんてないし、人間の集団は一枚岩ではあり得ない。誰かさんと誰かさんが目論んだ計画通りに物事は動かないと思うんだけどね。あとから見ればきれいにつながるように思えちゃうのが過去であり歴史。そこが陰謀論が絶えない理由なんだろうな。学研らしい一冊かなあ…2019/07/21
WITHWIND
2
ようやく読了。「美しきペテンの島国」を先に読んでいたので、情報補完してくれた気持ちよさはあるものの、『雲を掴むような話』ばかりなので実感がさっぱり湧かない。頭で理解できるし、理屈も理解できる。ただ、それらにアクセスできる手段がない。「アクセスする必要すらない」から、幻想のような感覚に陥るのかもしれない。ネットにもアーカイブされない、公式資料にも残らない、口頭や噂でも伝わらない、そんな「歴史」がたくさんあることを知っておくだけでも価値はある。2015/11/04
かど
2
高橋五郎好きの方にはおすすめですが、一般の方々にはちょっと…(^^)2014/11/01
Naoko Hosokawa
1
詐欺師の言葉の使い方がよくわかる本。頭のちょっとおかしなおばさんが送ってきた本。全部読もうかと思ったけど、途中でやめた。全く、ものの言いようが詐欺師そのもの。根拠も何も書いてない。「自分しかこういう話をしらない」系の詐欺師ってわりといるんだけど、よくよく考えればあなたが、そんなこと知る立場にないでしょう?と思う。もちろん、ゴミ箱行き。戦争がマネーゲームだとかいうのは、株アナリストはみんな言ってること。あほらしい。2017/01/03