出版社内容情報
八八艦隊計画の加賀型戦艦と天城型巡洋戦艦が、親日国オーストラリアでひそかに建造されていた!日豪連合艦隊対米艦隊の死闘!
日本の支援のもと、1923年に革命を起こして合衆国となった親日国オーストラリアで、八八艦隊計画の加賀型戦艦と天城型巡洋戦艦がひそかに建造されていた!米艦隊の豪主力艦隊泊地ラバウルへの奇襲をきっかけに日豪連合艦隊対米艦隊の死闘の幕が切られる!
内容説明
1941年12月5日、日豪vs.米の壮絶なる死闘の火ぶたが切られた!本格リアルシミュレーション戦記!
著者等紹介
齊藤拓樹[サイトウヒロキ]
1987年8月22日生まれ、大阪府八尾市出身。布施工業高校卒。YAG大阪校で声優科とノベルズ科を受講し、2007年に同校を卒業。2010年、第16回歴史群像大賞奨励賞を受賞。受賞作『大空母時代 回天のミッドウェー』で作家デビューを果たした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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k-katayama
3
第二次世界大戦をモチーフにした仮想軍記を、一気に三作読み切りました。戦争は、自国の生き残り(経済制裁に対抗して)をかけた苦肉の策という感じは否めません。今も昔も、自国の利益を最優先する考え方は為政者にとって仕方がないことかもしれません。しかし、戦争を現実のものとしてしまう一番大きなエネルギーは、時勢を静観できない世論の暴走だったように思います。明治の黎明期の頃 福沢諭吉は学問のすすめの中で、「一身独立して一国独立す」と述べています。正しい判断のできる国民づくりのため、教育こそ重要です。再確認しました。2014/07/17
三毛招き
0
パロディのネタだけは若さが見えるけど作品自体は10年前にweb架空戦記でみた、って感じだなぁ。日本に都合のいい同盟国、差別心と陰謀丸出しのアメリカ、歴史が変わってるのに「ビッグセブン」とかそのまま持ってくる設定の練り込みの浅さ……「古き良き」ではなく「古臭い」のは相変わらずって感じ。2014/06/24
ikedama99
0
タイトルと本についていた「帯」にひかれて購入。オーストラリアの立ち位置を変えてみる・・というのは、面白い発想。ただ、その他は消化不良な感じがする。八八艦隊とはいうものの全てがでてくるわけでもない。また、オーストラリアでそれだけの基盤整備(造船やら移民やら)が20年程度でできるのか疑問。また、日本との物理的な距離を考えてしまう。ビスマルク海海戦は面白かったが・・。今後、どのような作品を書くのか、待ってみようと思う。 2013/08/06
YS-56
0
続きは…無いのかな?2013/08/02