怪談のウンチク101―大江戸オカルト事情の基礎知識

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784054057128
  • NDC分類 388.1
  • Cコード C0021

出版社内容情報

怪談における妖怪・変化など語句の定義の違いから怪談が生まれた経緯など、歴史考証家が総動員する江戸の怪談のウンチクが炸裂!

現代に残る「怪談」は、実は江戸時代に成立したものが多い。当時の江戸人が決めた幽霊・妖怪・物の怪・変化などの「あやかし」の違いから民間伝承、その怪談が生まれた経緯、実際にいた当時の陰陽師まで、歴史考証家が総動員する江戸の怪談の薀蓄が炸裂!

【著者紹介】
歴史考証家、ワインコラムニスト、イラストレーター。専門は有職故実、江戸時代における戦国大名家関係者の事跡研究、系譜、江戸文芸、食文化、妖怪。歴史考証の他、歴史・文学関連のコラム、講演活動も。

内容説明

気鋭の時代考証家が解き明かす江戸の怪談、本当の怖さ!!

目次

第1章 “怪かし世界”の原理・原則(“妖怪”“変化”“幽霊”は別もの何でも“おばけ”じゃ困ります;目には見えないけれど「居る!」と感じるのか“物の怪” ほか)
第2章 エンターテインメントでたしなむ怪談(東海道の四谷ってどこ?作り話の常套テクニック;実在した“お岩さん”の真実於岩稲荷と鬼横丁 ほか)
第3章 日常生活に潜む怪談(侮るなかれ“丑の刻参り”は実際に効力があった!?;お稲荷さんを潰すと祟られる!?東京にお稲荷さんが多い理由 ほか)
第4章 “怪かし世界”を読み解く異能者列伝(陰陽師・安倍晴明は江戸時代のスーパーヒーロー;“怪かし”の正体を見破るのがプロ陰陽師の実力 ほか)

著者等紹介

高山宗東[タカヤマムネハル]
近世史研究家、歴史考証家。國學院大学文学部史学科卒業。同大学院文学研究科博士課程前期修了。東京大学先端科学技術研究センター協力研究員として社会学や西洋技術史等の研究者に対して、近世、近代史料の解析手法を教示するなど奇妙な研究生活をおくる。専門は江戸時代における戦国大名家関係者の事蹟研究、有職故実、系譜、江戸文芸、食文化、妖怪。単行本、雑誌、TV番組等の時代考証の他、歴史・文学・ワイン関連のコラム等を執筆。それらに関する講演活動も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

shunkichi

1
四谷雑談を原文で読みたいなあ2013/08/15

こうちゃ

1
左のページにウンチクが、右のページにイラストがあり、イラストだけでも十分わかるようにできている。2013/07/23

あっぱれ

0
霧の発生する所に、魑魅魍魎が出るなどのうんちくが語られていておもしろいが、名画を模写した挿し絵がとにかくヘタウマ。2014/02/01

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