出版社内容情報
僕たちは深い森の中で、ひたすら耳を澄ました――。アマゾンで、今なお原初の暮らしを営む先住民との150日間にわたる同居の記録。
150日間、僕たちは深い森の中で、ひたすら耳を澄ました――。広大なアマゾンで、今なお原初の暮らしを営むヤノマミ族。目が眩むほどの蝶が群れ、毒蛇が潜み、夜は漆黒の闇に包まれる森で、ともに暮らした著者が見たものは……。出産直後、母親たったひとりに委ねられる赤子の生死、死後は虫になるという死生観。人知を超えた精神世界に肉薄した、大宅壮一ノンフィクション賞受賞作。
内容説明
150日間、僕たちは深い森の中で、ひたすら耳を澄ました―。広大なアマゾンで、今なお原初の暮らしを営むヤノマミ族。目が眩むほどの蝶が群れ、毒蛇が潜み、夜は漆黒の闇に包まれる森で、ともに暮らした著者が見たものは…。出産直後、母親たったひとりに委ねられる赤子の生死、死後は虫になるという死生観。人知を超えた精神世界に肉薄した、大宅壮一ノンフィクション賞受賞作。
目次
序章 闇の中で全く知らない言語に囲まれた記憶
第1章 深い森へ
第2章 雨が降り出し、やがて止む
第3章 囲炉裏ができ、家族が増える
第4章 シャボリとホトカラ
第5章 女たちは森に消える
第6章 シャボリ・バタ、十九度の流転
第7章 彼らは残る
終章 僕たちは去る
著者等紹介
国分拓[コクブンヒロム]
1965(昭和40)年宮城県生まれ。’88年早稲田大学法学部卒業後、NHK入局。大型企画開発センター専任ディレクター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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