内容説明
時空の歪みが、海上自衛隊イージス艦『はやみ』を大東亜戦争最大の激戦地ガダルカナル島に向かわせた。このままではガ島に上陸したアメリカ軍殱滅と飛行場奪還計画は、陸軍・第二師団の総攻撃失敗で終わる。平成の現代に帰還できることを信じ、この世界に関与することを決めた『はやみ』木暮艦長は、トラック島の連合艦隊司令長官山本五十六と接触する。近代装備と史実の映像を目の当たりにした山本長官は、木暮艦長の説得を受け入れ作戦の大幅変更を決意する。陸軍に総攻撃中止を決意させるべく山本長官の親書を携え、ガナルカナル島に向かった小木海士の前に、陸軍最大の奸物・辻政信がはだかる…。小木海士とケネディ中尉の対峙が、歴史を変える!?時空の狭間に閉じ込められた海自隊員の、現代世界への帰還を賭けた奮闘。
著者等紹介
胡桃哲[クルミサトシ]
1938年東京生まれ。早稲田大学文学部卒業。テレビを中心に人気脚本家として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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