内容説明
日本で進む多文化子育てを考えるにあたって、海外の園や家庭での「多文化子育てと幼児教育」と「地域に根ざした育児支援」の現場からの実情を報告。
目次
1章 日本での多文化子育ての実態(「多文化子育て」とは;多文化子育ての実態;多文化な背景を持つ保護者の園での気がかり;子育て生活での気がかり;日本での子育てについての受け止め方;居住地域が国際交流の拠点)
2章 多文化な国での幼児教育と支援 オーストラリアとニュージーランド(オーストラリア;ニュージーランド)
3章 多文化な国での幼児教育と支援ドイツとアメリカ合衆国(ドイツ;アメリカ合衆国)
4章 多文化な国での幼児教育と支援 韓国と中国(韓国;中国)
5章 グローバル化社会での共生を目ざして(日本・韓国・中国の子育て意識の比較―共通点と相違点;都市部の母親たちの育児不安;母親が準拠する情報源;もっとも信頼する情報源と不安情報源;母親にとっての心のよりどころ)
著者等紹介
山岡テイ[ヤマオカテイ]
情報教育研究所所長、立正大学心理学部非常勤講師。日本子ども家庭総合研究所嘱託研究員、文学博士(心理学)。多文化共生子育ての視点から、日本と海外の育児支援環境の実態調査を行う。日本、アジア諸国、オセアニア、ヨーロッパなどの幼児教育施設や学校、家庭、地域コミュニティなどの育児支援現場で参与観察を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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