出版社内容情報
第一次世界大戦の前夜からずっと、アメリカの政治を動かしてきたエリート銀行家たち。現代まで続くその驚くべき癒着関係の実態とは?第一次世界大戦の前夜から現代まで、米国のエリート銀行家たちは、政策や法律を決定づけ、ホワイトハウスに人材を送り込んできた。その驚くべき癒着関係を膨大な資料から丹念に掘り起こした力作。
ノミ・プリンス[プリンス ノミ]
藤井 清美[フジイ キヨミ]
内容説明
大統領と個人的に親密な関係を築き、政策や法律の策定の影で暗躍し、ホワイトハウスに人材を送り込んできたエリート銀行家たち。その存在は、アメリカの進む道をどう変えたのか?1907年恐慌から第二次世界大戦まで、ゴールドマン・サックス出身のジャーナリストが解き明かす。J・P・モルガンとルーズベルト大統領に始まる、ウォール街とホワイトハウスの結託の歴史。
目次
序章 大統領が銀行家を必要としたとき
第1章 一九一〇年代初頭―連邦準備制度の創設
第2章 一九一〇年代半ば―戦争に向かう銀行家たち
第3章 一九一〇年代末―講和条約と国内政治
第4章 一九二〇年代―政治の孤立主義と金融の国際主義
第5章 一九二九年―暴落とビッグ・シックスの介入
第6章 一九三〇年代初頭―大恐慌の余波
第7章 一九三〇年代後半―ウォール街の規制と第二次世界大戦
第8章 一九四〇年代前半―第二次世界大戦と戦時紙幣
第9章 一九四〇年代後半―世界の復興と民間銀行家
著者等紹介
プリンス,ノミ[プリンス,ノミ] [Prins,Nomi]
ジャーナリスト。ニューヨーク・タイムズやフォーブスなど各紙誌に寄稿。これまでに1929年の大恐慌や2008年の金融危機などを扱った著作を発表している。米CNNや英BBCなどのテレビ番組に出演。過去にゴールドマン・サックスやベアー・スターンズ、リーマン・ブラザーズ、チェース・マンハッタン銀行に勤務した経験を持つ
藤井清美[フジイキヨミ]
翻訳家。京都大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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