内容説明
日頃何気なく食べている野菜は自然と人類の叡智の結晶である!開発されたトゲなしキュウリがサンドイッチ業者に注目されたり、最先端の品種改良や流通、生産者のエピソードなど、目からウロコの情報を当代一の「野菜の達人」が語り下ろす。
目次
第1章 意外や意外な野菜のふるさと(食卓にのぼる野菜の種類はどんだけぇ?;ざっくり三つの種類に分けられる;「エダマメ」「ダイズ」「メロン」―野菜でないのは? ほか)
第2章 F1優等生VS.地方の野生児(苦くないキュウリを求めて数千里;世界各地で始まった品種改良の歩み;収穫の日から種まき日を逆算できる ほか)
第3章 「まいう~!」な野菜たち(「○○さんのつくった野菜」はおいしい;甘くなる前に収穫してしまう;「待っていたのよぉ」といわれる野菜 ほか)
著者等紹介
藤田智[フジタサトシ]
1959年、秋田県生まれ。岩手大学大学院修了。恵泉女学園大学園芸文化研究所准教授。生活園芸および野菜園芸学の教鞭をとるかたわら、「一人でも多くの人に野菜づくりの魅力を伝えたい」と、各地の市民農園の講座を指導。NHKテレビ「趣味の園芸」やラジオの電話相談番組の講師も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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文章で飯を食う
5
野菜のトリビア。おもしろくて、ちょっとためになる。ひまつぶしとささやかな知的好奇心を満たしてくれる。2011/02/13
Humbaba
3
野菜に関するエッセイ.学術書のような正確な知識が必要である場合には読むべきではない.ただし,野菜に関する雑学を蓄える上では有用であり,普段食べているものをより深く知ることで,より美味しく食べられるようになる.2010/07/04
復活!! あくびちゃん!
1
気楽に読むにはとても良い内容。普段食べている野菜のうんちくが増え、よりおいしく感じそうな気がする。2011/03/12
ととむ
0
漫談調がやや面倒感じるけどおもしろく読めた2015/05/17
ころ
0
野菜よもやま話。楽しく読めました。2015/02/21
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