レクサスのジレンマ―ブランド商品化する自動車とマーケット

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  • サイズ B6判/ページ数 235p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784054028142
  • NDC分類 537.92
  • Cコード C2076

出版社内容情報

2005年8月、トヨタ自動車の新しい高級車ブランド「レクサス」の全国展開スタートまでを追ったプロジェクトのインサイドストーリー。クルマとマーケットのブランド商品化にまで視点を広げ、多角的な見地からトヨタの戦略を徹底的に検証する。

内容説明

「レクサスって、どうせ、トヨタ車なんでしょ!?」と思っているアナタ、半分は正しくて、半分は正しくありません。「これからの日本市場は、クラウン、セルシオに任せるだけではダメだ」と、トヨタ自動車がレクサス展開を決断した理由は、どこにあるのか?そして、高級車におけるブランドビジネスの現状は、どうなっているのか。

目次

2004年3月―何が起ころうとしているのか
2004年4月―「完全への飽くなき追求」をふたたび
2004年5月―すべてはここから始まった
2004年6月―国内事業展開の概要が発表された
2004年7月―ディーラーの出店を巡る思惑とその事情
2004年8月―現代の自動車プレミアムブランドを考察する
2004年9月―機械式腕時計に見るブランドビジネスの功罪
2004年11月―ブランディングのキーマンに訊く
2004年12月―成功の地へ
2005年2月―セールスのトップが語る
2005年3月―レクサスのデザイン戦略をひもとく
2005年4月―南仏で新しいGSに乗る
2005年5月―“L-finesse”を再考する
2005年6月―セールスの現場と人材育成の概要が発表された
2005年7月―レクサスは成功するのか
エピローグに代えて 開業を前にレクサスブランド企画室長、長屋明浩氏との対話

著者等紹介

金子浩久[カネコヒロヒサ]
1961年東京生まれ。モータリングライター。モータースポーツから人物ルポルタージュ、紀行文まで、主に自動車を題材としたノンフィクションを取材、執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ぞだぐぁ

0
仕事に関係するので勉強のために読んだ。 10年以上前のレクサスブランドを日本に逆輸入する頃に書かれた本のため古い内容も多いが、部品メーカーの中から見てると非レクサス車種とレクサスとの差別化にちょい疑問を覚える。いや、筆者が特に取り上げてた店舗は知らないけどさ。2016/09/18

おたきたお

0
レクサスブランドを立ち上げたトヨタの取り組みと社内・販社関係者のインタビューと著者の所感でつづったレポート。トヨタのブランド戦略は成功するか? 立ち上げと現在進行のレポートだけに「結果は見てのお楽しみ」である。本当にブランドは「作るもの」なのか? 著書の中でレクサスのブランドリーダが「なにかを我慢しなければ、プレミアムはできない」「捨てるところを作る」と語っている。それは組織の合議で可能なのか? ここが成否の鍵を握っていると思う。2006/01/18

(まだない)

0
(2007/07読了)2006/07/31

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