出版社内容情報
6世紀半ばに大陸より伝えられた仏教と日本建築は日本人の心を深くとらえた。日本の風土に適するように発展を遂げ、平安時代には浄土教建築が生まれ、鎌倉時代には禅宗様などの新様式に和様が混ざり、中世以降の日本建築に多彩さを加えることとなった。
内容説明
飛鳥・天平・平安時代の寺院を復元模型・実物復元・イラストで解明する。
目次
第1章 飛鳥・白鳳の寺院復元(飛鳥・白鳳の寺院;法隆寺四天王寺 ほか)
第2章 天平の寺院復元(平城京の寺院の建設;興福寺 ほか)
第3章 平安の寺院復元(浄土信仰と浄土堂・阿弥陀堂;平等院鳳凰堂 ほか)
第4章 大仏様と禅宗様(中国建築の新輸入;浄土寺浄土堂 ほか)
著者等紹介
鈴木嘉吉[スズキカキチ]
1928年生まれ。文化庁文化財保護部建造物課長、奈良国立文化財研究所(当時)所長を経て現在、財団法人仏教美術協会理事長
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感想・レビュー
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