勝手に生きろ!

勝手に生きろ!

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 281p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784054006201
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

ブコウスキー20代の無頼の日々を綴った秀作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

cockroach's garten

30
酒、煙草、女があれば、何所であろうと問題ない。とりあえずは生きていられる。アメリカを放浪して安い時給で雇われて、すぐ切られる。問題は常に酒絡み。しかし、いくら生活が困窮しようが、人並みの生活は維持している。仕事に埋没することなく生きる主人公チナンスキーは一見無法者だが、勝手気ままに生きているだけ羨ましく思う。彼には酒、煙草、女がいればいいんだ。浅ましいものは一切求めてないし、求めたくもないのかも。とにかく、人生どうにでもなる。と彼は示しているように思えた。2017/02/11

たまきら

24
どうがんばっても他の人と同じ人生が送れない。もうどうしようもないんですよ、これ。そういう人間にはブコウスキーの本って「あはは、しょうがないよね、うんうん」と傷をなめ合う良さがあります。実業界や芸能界、格闘技などで成り上がる人の多くにコンプレックス(貧乏、人種差別、適応障害、いじめの被害者)があります。自分は傍観者か、当事者か。…どちらでもこの作家は痛い。こういう男に弱い部分が自分にもあるんだな~。怖い怖い。同じロクデナシでもうちの旦那さんの方が数倍魅力的だわ。2016/07/22

Tomoko.H

7
こういうのをデカダンというのだろうか。場景描写もセリフも、汚いし下品だなあ…。アメリカ社会の底辺の不潔さ?淡々と描かれていて、自己憐憫的なところはほとんど無いと思うけど、でもなんか読んでるうちに、哀しい気もしてきた。やる気なしで就く仕事は、案の定すぐクビまたは辞める。まともになりたいっていう望みも何もないのだ。2016/02/21

エリク

5
アメリカの底辺で生きている一人の男性の話です。 女、ギャンブル、酒、たばこ… 日々を自分の好きなように生きているその姿はカッコよく感動します。 親や学校から言われる人物像とは違っているからこそ、反抗期の僕から見ればとてもうらやましい気分ですw ストレス発散にいい本+感情移入しやすい人物像としてお勧めします!2019/07/19

不純

4
THEクズという感じのワイルドな生き方。職をすぐに転々とし、酒と女に溺れる荒れた日々。でもアメリカのイメージって大体こんな感じ。男性的マッチョイズムを存分に味わえる一冊で、読みながら自分の行動も大振りになっていることに気づく。どうしようもない生き方なのに生きる気力と勇気が湧いてくる。しがらみから逃れ、勝手気ままに生きること、ハードボイルドな姿、真似したくなる。2018/11/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/530807
  • ご注意事項

最近チェックした商品